ETCカードの貸借りをしている人、それNGですよ!

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ETCカードの貸借りをしている人いませんか?

 

お父さんのETCカードを借りて使えば自分で高速代を払わずにすむとか、会社の社長に「これで払っておいて」とETCカードを渡されて使っているとか、ありそうですよね。

 

しかし、これらはカード会社の規約に違反していますよ。

 

ばれなければいいと思いますか?

でも盗難などトラブルになって利用履歴を調べられてばれてしまったら規約違反なので補償はされません。

さらにカード利用停止も考えられます。

 

もし、うっかりやってしまっているなら絶対やめた方がいいETCカードの貸借りについて解説します。

 

 

ETCカードの貸借りはNG

 

 

クレジットカード同様、ETCカードの貸借りはダメというのがよくわかってない人って少なくないみたいです。

 

 

 

男女二人でドライブに出かけて「今日の高速代は俺が持つ」といって彼氏のETCカードを車載機にいれる。

次の日の「帰りはわたしが持つ」といって彼女のETCカードを車載機にいれる。

 

こういうのは問題ないんです。

 

 

 

 

お父さんのETCカードを借りてきたのでこれで払おう。

「請求はお父さんのとこにいくから自分で払わなくていいや」、これはダメなんですよ。

名義人本人しか使えない

 

カード会社の規約を読めばクレジットカード・ETCカードともに名義人本人しか使えない事は明記してあります。

 

もっともカードを作ったときに郵送されてくる書類の中にあるカード規約をちゃんと読む人はまずいないでしょう。

 

小さな字でびっしり書かれていて完全に読む気はしないですよね。

 

 

でも当然、重要な事が書かれているわけで

  • カードの使用は作成した名義人本人しか使えないこと
  • ひとに貸す事はできないということ

これは明記されているんです。

でもバレないんじゃない?

 

普通はまあ、バレないでしょう。

 

でも紛失したり盗難にあった場合はどうします?

 

普段であれば調べられませんが盗難届けが出ればカードの利用履歴は当然こまかく調べられます。
ドラマでCIA分析官がパソコンで調べるやつみたいに徹底的に調べられます。

 

人に貸したETCカードを使用した時間と同じような時刻に別の場所で親カードのクレジットカードが使われていたら、それぞれ別の人物が使っていたのはわかってしまう。

 

「盗まれる前にもETCカードとクレジットカードが同じような時間帯に別の場所で使われています、ひとりの人間では使えませんね。」とツッコまれたら説明出来ませんよね。

 

カード会社としては正しい使い方をしていたのに盗難にあって不正使用されたとなれば、その分補償をしてくれます。

 

しかし正しい使い方をしていなかったら補償しませんという事をカード規約にちっちゃい字で書いあります(読まないし!)。

 

それは使用者の管理責任となって不正使用されても補償されず自分で払うはめになるわけですね。

 

限度額にもよりますが何十万と不正使用された分を自分で払うなんて私はいやです。

 

ETCカードの貸借りをしないために

 

自分専用のカードをつくればいいわけですけど、それ以外にも方法はあります。

 

家族カードを作る

 

クレジットカードの追加カードとして家族カードというものが作れます。

 

家族カードは元となる親カードとまったく同じ機能を持つクレジットカードでその家族カードに対してETCカードが作れます。

(作れないカードもなかにはあり)

 

お父さんのクレジットカードからあなた名義の家族カードを作って、あなた名義のETCカードを作る事が出来るわけです。

 

この家族カード・ETCカードの請求はお父さんのところへ行きます。

 

会社の場合、法人ETCカードを作る

従業員2、3人の会社または個人事業主だったら「これで払っておいて」と社長のETCカードを渡してしまいそうですが、NGです。

 

法人向けクレジットカード(法人カード)を作りましょう。

法人カードには仕様として従業員に渡せるETCカードを複数枚作れるようになっています。

 

支払いはまとめて会社の口座、または代表者の口座に請求されるようになっています。

 

まとめ

 

クレジットカード・ETCカードは本来、現金を持ち歩くより安全であると言われています。

それはカード会社が不正使用された分を補償してくれるからです。

 

現金を落とした場合使われてしまったらもう戻ってきませんが、クレジットカードを落として使われてしまってもカード会社が補償してくれます。

 

しかしそれはちゃんと規約を守って使った場合です。

クレジットカードを作るときに審査があるのは、それにより信用のおける人物としてあなたを評価してあなただけが使う事を前提としてカードを発行するためです。

 

カード会社があずかり知らない別の人物に貸して不正使用されたものを補償する義理はないのです。

 

補足

 

カードの貸借りで悩んでないで、自分用のを作ってしまいましょう。

今のクレジットカードは簡単に年会費無料で作れます。ETCカードも年会費無料のものにすればコストゼロで使えますね。

 

年会費無料のETCカード作成を検討してみてください。

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以上「ETCカードの貸借りをしている人、それNGですよ!」という記事でした。

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2017年10月19日コラム, 基礎知識

Posted by 管理人2