なぜクレジット審査がない法人ETCカードがあるのか

高速情報協同組合法人ETCカードクレジット審査がなく、かんたんに発行できます、なぜでしょう。

というのが今回のテーマなんですが・・・。

クレジットの機能がないから審査がないんだろう、当たり前じゃないか」と言われるかもしれません。

でも考えてみてください。後払い式のカードだという事は変わらないのですから、請求日にはちゃんと引き落としが出来ないと貸し倒れになります。「そのへんのリスクどうなってるの〜」という事を調べてみます。

 

貸し倒れのリスクは高速情報協同組合が持つ

 

ETC共同組合のETCカード

 

法人向けクレジットカードの審査に比べると、かんたんに発行出来る高速情報協同組合の法人ETCカードなんですが、

このカードの券面(カードの表側)を見てもらえばわかるように、UCセディナなどカード会社と提携して発行されているカードだという事がわかると思います。つまりカード会社のシステムを使って決済をするようになっているはずです。

高速情報協同組合の法人ETCカードの場合、ショッピングに使えるクレジット機能はないわけですから、カード会社はETCの精算システムだけを提供して、その貸し倒れのリスクは高速情報協同組合が持つ、という仕組みになっています。

 

だから出資金という名目で保証金(デポジット)をとって担保にしてるんじゃないの?」と思っている人も多いでしょう。実際、出資金=保証金(デポジット)というように紹介しているサイトも少なくありませんが・・・

出資金は保証金か?

 

しかし電話取材をしてみればわかりますが、出資金は保証金とは違います。

高速情報協同組合の担当の方のお話ですと、この組合は互助会のようなもので、資金を出し合って組合員同士が助け合っていくという仕組み。出資金は組織を運営するための資金なんです。

 

「それは名目上じゃないの?」と思うかも知れませんが、次のようなお話を聞きました。

申し込みをされる会社様によっては保証金をいただく場合があります。」つまり出資金とは別に保証金が必要になる場合があるという事です。

これは当然、貸し倒れのリスクがあるかもしれない会社の場合。

個人事業主や規模の小さな会社の場合は、もしそういう事態になった場合でも金額が小さいでしょうから、高速情報協同組合が保証をしてくれます。

しかし、ある程度規模の大きい会社の場合、経営状態によっては保証金が必要になるという事なんです。

 

道路料金の請求の順番

ETCカードで支払った道路料金の請求の順番は、

 

NEXCOなどの道路会社
決済のシステムを提供しているカード会社
高速情報協同組合
私たち一般ユーザー

となっています。

 

この最後の「私たち一般ユーザー」の口座から引き落としが出来なかった場合は、一時的に高速情報協同組合が保証してくれるという事になりますね。

組合が支払い保証をするのは資金を出して加入している組合員を守るという行為です。

 

まとめ

 

なぜ高速情報協同組合の法人ETCカードはクレジット審査がないのか?

カード会社と高速情報協同組合が提携して発行しているカードではあるが、その支払い保証は高速情報協同組合がするから。

なぜ高速情報協同組合が支払い保証をするのか?

高速情報協同組合は出資金を出して加入している組合員をサポートする目的で運営されているから。

 

まとめて言うとこういう事になりますね。

 

 

電話取材では、保証金が必要になるケースがあるというお話をされていましたが、ネットで調べている限りでは、保証金が必要になったという話は聞きません。

個人事業主や規模の小さい会社でしたら、まず大丈夫と思っていいんじゃないでしょうか。かんたんに発行されると思います。

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以上「なぜクレジット審査がない法人ETCカードがあるのか」という記事でした。