auウォレットプリペイドカードでETCカードが作れるかって聞かれるんですけど・・
auウォレットプリペイドカードでETCカードが作れるか?
答えは「作れない」です。
ETCカードが作れるのはauウォレットクレジットカードの方です。
だけど作れると勘違いしている人が結構います。
原因はカードの見た目とレジでの使い方かもしれませんね。
auウォレットプリペイドカードはクレジットカードブランド名がカード右下についています。
これって、クレジットカードみたいですよね。
さらにレジでの支払いで他の電子マネーのプリペイドカードの場合、店員さんに「Edyで」って声をかけて自分で読み取り機にカードを置き「シャリーン」という決済音がしたらお支払いになるんですが、auウォレットはカードを店員さんに渡して支払います。
店員さんによっては「一回払いですね」と言ってくる場合がある。
これ、クレジットカードと同じ扱いですね。
それで勘違いしてETCカードも作れるのではと思ってしまうのじゃないでしょうか。
今回はこのへんの事情を整理して解説していきます。
auウォレットとは
種類
auウォレット(au WALLET)はEdy 、Suica 、nanacoなどと同じ電子マネーです。
プリペイド式の電子マネーなので前もってチャージしてから使います。
チャージした金額を使い切ったら、再度チャージしないと使えません。
ぼくもそうですが大抵、電子マネーはオートチャージにしていますよね。
一定金額まで減ったら自動でチャージされる。その方が使い勝手がいいですからね。
作れる人
auユーザーに限定されています。
au携帯、auひかりなどの利用者という事ですね。
auユーザー以外でも作れる裏技はあるようですがちょっと、めんどくさそうです。
興味ある方は「auユーザー以外でもauウォレットを使う方法」で検索してみてください。
使える場所
MasterCardやVISAの加盟店で使えます。
以前はガソリンスタンドでは使えませんでしたが、2015年7月から出光SSでは使えるようになってます。
使い方
Edy 、Suica 、nanacoなどと同じ電子マネーなのですが、レジでの使い方がちょっと違っています。
他の電子マネーだと店員さんに「Edyで」って言って読み取り機に自分でカードをかざして支払いますが、auウォレットはクレジットカードで支払うときみたいにカードを店員さんに渡して支払いをします。
auウォレットプリペイドカードのメリット
他の電子マネーのように読み取り機が必要ないのでMsterCard、Visaが使えるところなら、どこでも使えます。
auユーザーなら誰でも作れます。
利用明細の確認方法
どれだけ使ったかを確認したいときがあると思います。
利用明細の確認方法を見てみましょう。
アプリで確認
スマホの場合、au WALLETアプリをダウンロードします。
「お買い物履歴」から確認出来ます。
au WALLETサイトでの確認
パソコンの場合、au WALLETサイトにアクセスして確認します。
プリペイドカード残高の下にある「メニュー」から「お買い物履歴」へ行って確認出来ます。
auケータイでの確認
au WALLETサイトにアクセスして確認します。
「残高」の金額を選択して確認出来ます。
auウォレットプリペイドカードではETCカードは作れません
ETCカードは後払い方式を採用しています。
一般的なETCカードの作り方はクレジットカードを作ってそれに付帯するETCカードを作るようになっていますので、ETC利用料は後払いでクレジットカードの引き落とし日に支払われます。
クレジットカードを作らないで発行出来る協同組合のETCカードも後払い方式です。
それらに対してプリペイドカードは前払い方式。
前もってお金をチャージして使うタイプです。
もしプリペイドカード式のETCカードがあったら高速のETC料金所を通過するときにカードにいくらチャージしているかを読み取る機能が必要になりますが、現状のETCはそういう仕様にはなっていません。
プリペイドカードではETCは使えないんです。
auウォレットはプリペイドカードとクレジットカードがある
ややこしいんですが、auウォレットにはプリペイドカードとクレジットカードの2種類があります。
イオンだったら
イオンカード | クレジットカード |
WAONカード | プリペイドカード |
こんな感じでわかりやすいと思うんですが、
「auウォレット」という同じ名称でプリペイドカードとクレジットカードがあるのはややこしいです。
auウォレットクレジットカード
2014年11月にauウォレットクレジットカードが出来ました。
こちらのカードならETCカードを作る事が出来ます。
いわゆる普通のクレジットカードなのでETCカードはもちろん、家族カードも発行も出来ます。
国際ブランドはVisaかMastercardを選択出来ます。
auウォレットプリペイドカードはauユーザー限定でしたが、auウォレットクレジットカードはauユーザーでなくても作る事は出来ます。
年会費1250円(auユーザーなら無料)
年会費1万円のゴールドカードもある。
メリット
auウォレットプリペイドカードは200円につき1ポイント、auウォレットクレジットカードは200円につき2ポイントもらえる。
ETC利用分も200円につき2ポイントもらえます。
デメリット
たとえば楽天カードだったら電子マネー「楽天Edy」を組み込む事が出来てクレジットカードで電子マネーの決済も出来る。
イオンカードだったらWAONを組み込むんで電子マネーの決済も出来る。
つまりレジで電子マネーを組み込んだクレジットカードを読み取り機にかざして「シャリーン」が出来るという事です。
しかしauウォレットクレジットカードはそれが出来ない。
auウォレット電子マネーをクレジットカード側では使う事は出来ないんです。
補足情報 解約の仕方
●auクレジットカードとそれで作ったETCカードの解約方法
コールセンターに電話して解約します。
03-6758-7388(通話料有料)
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
自動音声で解約できます
まとめ
- auウォレットはプリペイドカードとクレジットカードがある。
- ETCカードが作れるのはクレジットカードの方だけ。
- もらえるポイントが200円につき、プリペイドは1ポイント、クレジットは2ポイント
- 他の会社のクレジットカードのように電子マネーを組み込む事は出来ない。
ETCカードも作りたい場合はクレジットカードを作らなきゃダメって事ですね。
公式サイトによると、auウォレットクレジットカードは
- 満18歳以上
- 本人または配偶者に定期収入があるひと
という条件を満たせば審査に通るそうです。
家庭の主婦でも問題なく作れますし、「学生の場合は定期収入に関わらず申し込みが可能」となっていてかなり作りやすいクレジットカードと言えるでしょう。
以上「auウォレットプリペイドカードでETCカードが作れるかって聞かれるんですけど・・」という記事でした。
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