経理処理にかかる時間を短縮したいなら法人カードとクラウド会計ソフトの組み合わせが最強
まだ手入力でこつこつと経理処理をやっているあなた。
そのやり方では大事な時間を浪費してることになりますよ。
いまや経理処理はクリック一発で済んでしまう時代になりつつあります。
パソコンでもタブレットでもスマフォでも、どこからでもアクセスして利用でき、仕入れ代金、必要経費などのデータは自動で取り込んで帳簿作成が出来てしまいます。
今回の記事では効率的に経理処理にかかる時間を短縮したい人にむけて、法人向けクレジットカード(法人カード)とクラウド会計ソフトの連携が最強である点について解説します。
法人向けクレジットカード(法人カード)とは
法人向けクレジットカードは法人カード、コーポレートカード、ビジネスカードなどカード会社によって呼び名は変わりますが、会社の決済に使えるクレジットカードです。
カード会社の規約によると、仕入れ代金などの会社経費の決済に個人向けのクレジットカードは使えないとなっています。
そのため会社経費の決済には法人向けクレジットカードを使わなくてはいけません。
法人としては届け出ていない個人事業主でも法人向けクレジットカードは作れます。
法人向けクレジットカード(法人カード)のメリット
会社の経費に使える
前述のように仕入れ代金などの会社経費の決済に個人向けのクレジットカードは使えませんが、法人向けクレジットカードなら大丈夫です。
個人向けのクレジットカードで仕入れ代金などの決済を繰り返しているとカードの利用停止になることもあるのでご注意を。
経理処理が格段に向上する
会社経費の決済をすべて法人向けクレジットカードですませば現金を用意する必要がなくなる。
明細はすべて電子データになって、それをクラウド会計ソフトと組み合わせれば経理処理が劇的に向上します。
追加カードを社員に持たせることが出来る
親カードとほぼ同じ機能を持っていて請求先が親カードと一緒のカードが複数枚発行出来るので、社員それぞれに発行して持たせます。
経費の支払いに追加カードを使わせれば、カードごとの明細で誰が何処でどれだけ使ったかが電子データになるのでこまかく管理することが出来ます。
キャッシュフローの向上に役立つ
個人向けクレジットカードの支払いは翌月というのが多いですが、法人向けの場合は翌々月というのが多いです。
支払いを先延ばし出来れば資金繰りの面でも有利になりますね。
クラウド会計ソフトとは
今までの会計ソフトで帳簿作成のイメージは領収書を整理して一枚一枚、基本的には手入力で「新商品に対する広告費13万円」などと記帳していました。
しかしカード決済にした時点で一歩前進出来ます。
Web明細を利用してそのデータをダウンロードして会計ソフトに取り込めば手入力で記帳しなくても済むようになります。
しかし、さらに進化させたかったらクラウド会計ソフトを使いましょう。
自分のパソコンにインストールした会計ソフトを使うのではなくネット上にある会計ソフトにアクセスして経理処理をします。
これだとパソコンでもタブレットでもスマフォでも、どこからでもアクセスできます。
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法人カードとネットバンクとクラウド会計ソフトの連携
クラウド会計ソフトには自動的にクレジットカードの利用明細書を取り込む機能が備わっている
ネットバンクの口座やクレジットカードのWeb明細を設定しておけば自動でデータを取得して自動で記帳してくれます。
仕分ルールの設定も出来、勘定科目も自動で選択して自動で記帳してくれます。
経理処理がワンクリックで完了してしまいます。
個人事業主でもクラウド会計ソフトと使ったほうが楽
うちは個人でやっていてカードのWeb明細だけで管理出来ると思っていても、Web利用明細は多くて8ヶ月分程度しか参照出来ない場合が多いです。
確定申告で昨年度分全部を参照できないと困ります。
日頃からクラウド会計ソフトを設定しておけば月毎の帳簿作成が自動で出来ますので申告に時期に慌てることもなくなります。
法人ETCカード、ガソリンカードなどとの連携
複数の社用車を同時に稼働させている場合、法人向けクレジットカード(法人カード)なら社用車の数だけ法人ETCカードを発行出来ます。
それぞれの法人ETCカードごとの利用明細もWeb利用明細で確認出来るので、どの走行区間で誰がどれだけ使用したかが管理出来、それをクラウド会計ソフトと連動させれば経理処理も同時に出来てしまう。
車を多用する会社の場合は石油元売り系の法人カードにすれば給油専用カードというものも作れます。
これもカードごとにWeb利用明細を使えるので、これもクラウド会計ソフトと連動させます。
こうして組み合わせることでETCカードで高速代、給油専用カードでガソリン代、それぞれの経費を正確かつ簡単に把握出来るので、むだな経費の削減には絶大な効果を発揮します。
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まとめ
自動で帳簿作成の他にも、法人向けクレジットカード(法人カード)、法人ETCカード、ガソリンカードをクラウド会計ソフトと組み合わせて使えば会社経営にかかる経費がよく見えてきます。
どこにどれだけかかっていて、どこを削減出来るかが把握出来るようになります。
カード決済にすることによって内訳が電子データに出来、さらにそれをクラウド会計ソフトを使って処理すれば経理にかかる時間が激減するでしょう。
うまく使いこなして会社経営に役立ててください。
以上「経理処理にかかる時間を短縮したいなら法人カードとクラウド会計ソフトの組み合わせが最強」という記事でした。
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