カーシェアリング、給油カードとETCカードはどうなってる?
カーシェアリングを利用する人は年々増えているようですね。
使い慣れている人なら当然の事でもこれから使おうと思っている人が疑問に思うのがガソリンとETC料金の事。
結論から言うとガソリン代は必要なし、給油が必要になったら車に給油カードが備え付けてあるので、それを使ってスタンドで入れる事が出来ます。
そのガソリン代はカーシェアリングの会社持ち。
ETCに関して車載機は標準でついている。ただETCカードは自分で用意する。
レンタカーだと車を借りる時一緒にETCカードを貸してくれるところがあるがカーシェアリングでは自分のETCカードが必要になりますね。
その他これからカーシェアリングを検討している人向けの情報を書いていきますので参考にしてください。
レンタカーとの違い
カーシェアリングは毎月の基本料金がかかる
レンタカーとカーシェアリングでぼくが一番の違いだと感じたのは料金体系。
レンタカー | 借りるときだけ料金がかかる |
カーシェアリング | 毎月の基本料金がかかる |
なので使い方によってどちらを使うかが決まってくる。
年に何回かしか使わないならレンタカー。
毎月ちょっとづつでも使うならカーシェアリング。
という事になるでしょうね。
車を使う頻度でみるとこうなると思います。
毎日のように使う | マイカー所有 |
週一ぐらいは使う | カーシェアリング |
年に何回かしか使わない | レンタカー |
「マイカーが必要というほどでもないんだけど、やっぱり車があった方が便利」というレベルだったらカーシェアリングはおすすめですよ。
カーシェアリングの毎月の基本料金は使用料に含まれる。
タイムズカーシェアの毎月の基本料金は1030円。
これと別に利用料がかかるのではなく、1030円までは毎月払う基本料金から支払われるという事。
1030円以上使うと使った分が加算される。
逆に言うと毎月1030円以上乗らないと損になってしまう。
206円/15分なので75分利用すると1030円。
一ヶ月75分以上使わないと損になると言う事ですね。
カーシェアリングのメリット
カーシェアリングならではのサービスはやはりメリットとなっていますね。
短い時間でも借りられる
10〜15分刻みで借りられる。
タイムズカーシェア | デミオ・プリウスなど国産車
206円/15分 |
オリックスカーシェア | スタンダード
200円/15分 |
カレコ・カーシェアリングクラブ | ミドルクラス
150円/10分 |
使い方によるんですが、カーシェアリングは使った時間だけを計算して請求されるので無駄がないと言えます。
レンタカーと料金を比較
長時間借りた場合もレンタカーより安い。
ガソリン代、自動車保険代なし。
タイムズカーシェア |
オリックス カーシェア (個人Aプラン) |
カレコ・カーシェアリングクラブ (ベーシック プラン) |
ニッポンレンタカー (カッコ内は会員価格) |
|
---|---|---|---|---|
6時間パック
|
4,020円 | 3,500円 | 3,800円 | 5,775円(5,460円) |
12時間パック
|
6,690円 | 4,500円 | 5,300円 | 6,300円 (5,985円) |
24時間パック
|
8,230円 | 6,000円 | 6,800円 | 7,875円 (7,455円) |
夜間パック
|
2,060円 2,580円 |
2,500円 | 2,500円 | 設定なし |
距離料金
|
16円/km (6時間パックは除く) |
15円/km | 15円/km (6時間パックは除く) |
不要 |
自動車保険 | 不要 | 不要 | 不要 | 1,050円/日 |
ガソリン代
|
不要 | 不要 | 不要 | 都度,要給油 |
カーシェアリングは距離料金という物が発生するんだけど、上の表のようにパック料金だとなし。
通常の料金でも6時間以内の使用なら距離料金なしなので普通の使い方をしていれば気にする必要なしです。
スマホから予約して早ければ3分後に使える。
出先からでもステーションを検索して予約をすればすぐに乗ることが出来る。
急に車が必要になったときスマホでステーションを検索して空いている車があれば、その場で乗っていく事が出来るんです。
とにかく手続きが簡単なのがメリットと言えるでしょうね。
保険が完備されている
ほとんどのカーシェアリングの車が対人・対物・車両保険が無制限になっている。
万が一、乗っている間に事故を起こしても安心だという事ですね。
カーシェアリングのデメリット
近所にステーションがあるかどうかで違ってくる
カーシェアリングを使うかどうか検討するときに大事なのが近所にステーションがあるかどうかなんです。
ステーションとはカーシェアリングの車がおいてある場所。
ほとんどがコインパーキングです。
タイムズカーシェアであればTimesのコインパーキング内のスタンド看板が置いてある駐車スペースがステーションです。
歩いて2〜3分以内にステーションがあればベストですが、近所にステーションがない場合、使い勝手はいいとは言えないですね。
都心であれば近所にTimesのコインパーキングがある場所は多いですが、地方だと少ないようです。
同じステーションに返却しなければいけない
レンタカーだと乗り捨てのサービスがありますよね。
目的地まで使ったらあとは乗り捨てが出来るシステムですがカーシェアリングは乗ってきたステーションに返却をしないといけない。
目的地に行き用事を済ませ、帰ってきて返却、というように計画的に使わなければいけないという事です。
ガソリン代、ETC、カーナビ
レンタカーと違ってガソリン代はかからないんです。
ガソリン代
カーシェアリングはガソリン代はかからないです。
ガソリンが少なくなったら車に備え付けの給油カードを使ってスタンドで給油します。
自分でお金を払う必要はありません。
また給油しているあいだは料金が発生しないようにカーシェアリング料金が15分無料になるんです。
ETC、カーナビ
ETC車載機、カーナビは全車装備されています。
ETCカード自体は自分で用意します。
レンタカーだと車とパックでETCカードのレンタルもやっているところがあるんだけどカーシェアリングは自分でETCカードを用意しないといけないんです。
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ETCの利用明細をWEBから取得したい場合は、カーシェア利用後に「返却証」が配信されるのでパソコン、スマホ、タブレットなどで確認すると、そこに使った車のETC車載器番号が記載されています。
それを使ってETCの利用明細を調べることが出来ます。
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カーシェアリング主要2社を紹介しときます。
タイムズカーシェア
タイムズカーシェアはステーション数が業界トップ。
首都圏の一等地にあるTimesのコインパーキング内にステーションがあるので街中のチョイ乗りに威力を発揮すると思います。
Timesのコインパーキングって都内なら住宅地でもいたるところにありますよね。
すべてにステーションがあるわけではないですが、かなりの数用意されています。
現にこの黄色いスタンド看板はしゅっちゅう目にしますから。
入会するときに車を解錠するときに必要になるICカードの発行料が1550円かかります。
デミオ・プリウスなど国産車が220円/15分
BMW・アウディなど外車が440円/15分
↓申し込みはこちらから
カレコ・カーシェアリングクラブ
東京都内を中心に幅広くカバーしています。
車種バリエーションが他社より豊富で、レクサスやベンツといったプレミアムカーの他、ワンボックス、スポーツカー、SUV、EV(電気自動車)など多彩なラインナップが用意されています。
オンライン入会なら所要時間かかっても10分程度。
15時までなら即日で使用可能になる。
まとめ
カーシェアリング、うまい使い方をすれば非常に便利だと思います。
マイカーを持っている人でも出先でちょっと車が必要になったというときに、スマホで一番近いステーションを検索すればすぐに乗る事が出来る。
いちいち「家に帰って車取ってくるよ」ってならない訳ですね。
車が趣味の人でも、いろいろこだわって大事に乗るのマイカーとは別に出先のちょっとした用事でカーシェアリングを使うのはいいと思います。
おさらいしときますと、ガソリンはカーシェアリング車内備え付けの給油カードで入れます。自分ガソリン代を払う事はありません。
それに対してETCは自分でETCカードを用意して自分で払います。
EV車も用意されているから、自分で購入前にどんな感じか前もって体験することも出来ますよね。
カーシェアリング、いろんな使い方をしてみて下さい。
以上「カーシェアリング、給油カードとETCカードはどうなってる?」という記事でした。
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