法人ETCカード作成のための協同組合の出資金一万円は高い?
カード会社で断られてETCカードが作れないため、色々探して協同組合でETCカードを作ろうとしているあなた。
「出資金1万円が必要?これって高くない」って思いますよね。
たしかにカード会社で作れる法人ETCカードなら年会費2、3千円で作れるものがありますね。
この協同組合の出資金1万円、はたして高いのか?
今回はオリコの法人カードと費用対効果を比べてみましょう。
カード会社の法人ETCカード
カード会社の法人ETCカードとは法人向けクレジットカード(法人カード)を作るとそれに付帯して作れる従業員に渡せるETCカードのことです。
たとえばオリコの法人カード
オリコEX Gold for Biz
法人代表者向けの
EX Gold for Biz M
iD×QUICPay
年会費2.000円(税抜き)で法人ゴールドカードとして一通りのサービスが用意されているのは大変コストパフォーマンスがいい
法人代表者向けの
EX Gold for Biz M
iD×QUICPay
なら追加カードが3枚まで
従業員の名義で親カードと同じ機能の追加カードが作れます。
その追加カード1枚につきETCカードが1枚つくれる。
従業員名義の追加カードは当然クレジットカードなのでショッピングなどに使えてしまう。
特に渡す必要がなければクレジット機能の付いた追加カードは渡さずにETCカードだけ渡しておけばいいわけです。
3枚までというのがネックですね。
4枚以上必要となるとオリコビジネスカードGoldがいいです。
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オリコビジネスカードGold
年会費は1枚あたり2,000円
追加カードは20枚まで作れます。
つまりETCカードも20枚まで。
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カードの作りやすさ
オリコの法人カード。
クレジットカードなので当然クレジット審査がありますが、EX Gold for Bizは申し込み者本人の確認書類のみで作る事ができる。
つまり会社の業績を審査基準にしていないという事なんです。
申し込み者本人に問題がなければ審査に通るわけです。
一方オリコビジネスカードGoldは一般の法人カードのように登記事項証明書が必要で、さらに利用枠を300万円以上に設定する場合は決算報告書(直近2期分)が必要になります。
オリコビジネスカードGoldは業績によっては審査に通らない事もあるわけですね。
カード会社の審査に通らなかったときの選択肢が協同組合の法人ETCカード
会社の業績のせいでオリコビジネスカードGoldに審査に通らないとしてもEX Gold for Bizなら申し込み者本人に問題がなければ審査に通ります。
しかし申し込み者本人に問題がある場合。
過去に支払いの延滞などがあった場合、EX Gold for Bizでも審査に通らない事はあります。
そうなると選択肢は協同組合の法人ETCカードという事になります。
協同組合の法人ETCカードも審査はあるのですがクレジットカードを作るわけではなくETCカードのみを作るのでクレジット審査はないんです。
実際に事業を営んでいる事業者かどうかの審査をするので金融関係の信用調査はしないのです。
そのため、協同組合の法人ETCカードは作りやすいカードと言われています。
協同組合の法人ETCカードはクレジットカード作成なしでETCカードのみを作る
カード会社の法人カードとの一番の違いはETCカードのみを必要な枚数だけ作る事が出来るということです。
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カード会社と協同組合、それぞれの法人ETCカードのコストを比較
協同組合の法人ETCカードを作るには組合に加入しなければいけないので出資金が必要になります。
1万円の出資金の事が気になってこの記事を読みに来た人が多いと思います。
初期費用として1万円用意しなけりゃいけないってどうよ?ってことですよね。
従業員に渡すETCカード3枚のコストを見て見ましょう。
オリコビジネスカードGold
EX Gold for Biz
年会費二千円
ETCカード1枚のコストは無料。
しかしETCカードが3枚必要なら追加カードを3枚作らないといけない。
追加カードの年会費年会費二千円がかかります。
親カード 年会費二千円
追加カードの年会費年会費二千円x3=6千円
毎年8千円
高速情報協同組合の法人ETCカード
出資金1万円
ETCカード1枚のコストは
新規作成料540円
年会費540円
1080×3=3240円
初年度13,240円
次年度1,620円
協同組合の法人ETCカード、高いのは毎月の手数料だった
気にした方がいいのは
請求書作成、信販会社への立替保証などの手数料。
毎月の走行料金の5%
会社全体で月に5万円のETC利用があれば2,500円の手数料が毎月かかる。
年間で3万円になります。
初期費用の出資金1万円、しかもいずれ返還されるお金。
これより毎年かかる手数料3万円の方がよっぽど気にしなくてはいけないコストです。
結構な額になる。
これが一番のデメリット
カード会社の法人カードが作れないとこの選択肢
カード会社の法人カードが作れれば払わなくてもいいコストだがそこはしょうがない。
業績が問題で作れないのなら2年ほどは協同組合のカードを使っておいて、再度カード会社の法人カードを申し込んで審査に通ったら退会すればいい。
出資金は返還される。
まとめ
協同組合の出資金は高いのか?というテーマで書き始めましたが、協同組合の法人ETCカードの一番のデメリットは
毎月の請求書作成、信販会社への立替保証などの手数料でした。
毎月の走行料金の5%、これが一番のコストだったわけですね。
法人カードも年会費は結構かかるので、初年度だけ用意しなければいけない出資金、しかも退会時には返還される。
協同組合の出資金は全然高くないという結論でいいと思います。
補足
カード会社の法人カードは会社の業績をみて審査するので簡単には作れないという印象がありますが、今回紹介したEX Gold for Bizのように申込者本人の信用度だけで審査される法人カードもあるんです。
ぜひトライしてみてください。
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以上「法人ETCカード作成のための協同組合の出資金一万円は高い?」という記事でした。
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