自動車任意保険に即日で加入することは出来る?
自動車保険は即日で加入することは出来るんでしょうか?
たとえば車の納車日にディーラーまで取りにいき、その場で自動車保険に加入して帰りの運転時にはすでに補償は開始されているのか?
また配送などの業務委託の契約で今日中に加入の保証書が必要になったときに発行してもらえるのか?
結論から言うと、いわゆるネット保険と言われているダイレクト型の自動車保険は即日対応しているところは基本的にはありません。
店舗まで出かけていって契約する代理店型の自動車保険なら即日加入に対応しています。
今回の記事では自動車保険のダイレクト型(ネット保険)と代理店型で即日加入の対応の違いについて解説していきます。
代理店型とダイレクト型
任意自動車保険は
- 街中の店舗まで出向いて契約する代理店型
- ネット上のやりとりだけで契約出来てしまうダイレクト型
この二つに分かれます。
代理店型は昔ながらの保険屋さん。
自動車ディーラー、販売店が兼ねていることも多いです。
基本的にお店の人にお任せ出来て店舗まで出向けば、あとは楽。
ダイレクト型はインターネットが普及して出来たネット保険と呼ばれるもの。
店舗を持たず人件費もあまりかからないので、その分保険料が安いのが特徴。
パソコン・スマフォ・タブレットから申し込めて手続きが簡単なのも特徴だが操作は自分でやるのでネットに慣れていない高齢者などには不安かもしれません。
日本にダイレクト型保険自動車保険が登場して20年ほどになり、特に一般の個人向け自動車保険ではシェアを伸ばしてきましたが、それでもまだ全体からするとわずか8%ほどにすぎません。
ヨーロッパの50%以上、アメリカの20〜30%に比べるとそれほど伸びませんでした。
やはりクルマを買うときにディーラーなど自動車販売店でも扱っている代理店型の自動車保険に申し込む人の方が多いという事になっています。
ネットで色々済ませてしまう時代になっても、「クルマの保険はクルマ屋さんで」という形はいまだに主流なわけです。
当日、即日加入の自動車保険が必要な人とは?
一般の自動車保険なら車を買う時に車屋さんで申し込むのが普通でしょう。
ただしダイレクト型保険である「ネット保険」が知られるようになり、ユーザーがなるべく安い自動車保険を選べる時代になってきました。
車を買っても単純に車屋さんで保険に加入しないで自分で探す人が増えてきたのです。
そうなると、ついうっかり納車日まで保険が間に合わず、あわてて今日中に加入したいという人も出てくるのです。
車を取りにいって運転して帰るのに任意保険に入っていないのでは不安ですのもね。
仕事の都合で業務用の自動車保険に入る場合
計画的に物事が運べば余裕をもって自動車保険に入るのでしょうが、仕事の都合でそうはいかない場合もあるものです。
個人事業主として委託の軽貨物輸送業を始めようとしたが契約の条件として事業用の自動車保険が必要になる。
すぐに保険に加入出来ないと仕事が出来ない。そんな状況もある事でしょう。
ダイレク型は即日加入は出来ない
ダイレクト型保険の魅力はなんといっても保険料の安さです。
店舗を持たずにネットでのやりとりだけで済ませてしまうため人件費もかからず保険料は安くなります。
しかし残念ながら自動車保険に当日加入出来るのは代理店型だけなんです。
ダイレクト型自動車保険では「契約翌日の午前0時からが最短」になっていて、支払い方法によっては10日以上かかる事もあります。
支払方法による補償開始日の違い
- クレジットカード払い・・・最短で翌日
- コンビニ支払(オンライン方式)及びオンライン振込・・・最短で3日後
- コンビニ支払(払込票郵送方式)・・・最短で10日後
クレジットカード払いなら最短翌日には補償が開始されます。
当日加入出来るのは代理店型だけ
結局自動車保険に当日加入出来る、つまり申し込んですぐに補償が開始された状態で運転が出来るのは代理店型だけなのです。
代理店型保険を申し込む
ディーラーなど自動車販売店以外で代理店型保険を申し込む手順を説明します。
代理店型ではまず店舗に出向かなくてはいけないので、近所の店舗を探さなけてはいけません。
各保険会社では近所の店舗を検索出来るサービスを提供しています。
主な自動車保険の代理店検索サービス
各保険会社で代理店を検索出来るサービスを提供しています。
郵便番号からでも検索出来てとても便利ですよ。
契約時に必要な書類は忘れずに
当日・即日加入したいのなら契約時に必要な書類は必ずチェックして忘れずに持っていきましょう。
書類の不備で当日・即日加入出来なかったらなんにもなりません。
当日必要なもの
- 車検証
- 免許証
- 印鑑
即日・当日加入では補償開始時刻を要確認
せっかく当日に加入できても保証開始時刻が来る前に運転することになっては元も子もありません。
補償開始時刻をしっかりと確認しておきましょう。
保険会社によっては1時間刻みで設定出来る場合もあるので各会社のホームページでチェックしてください。
当日にこだわらないないならダイレクト型がお得
もし翌日まで待てるのなら保険料の安いダイレクト型をおすすめします。
ダイレクト型なら保険料一括見積もりサイトを使って複数の会社の見積もりを無料で比較する事が出来ます。
見積もり結果はメールで受け取ってゆっくり検討することも出来て、後日各保険会社から見積もりのハガキも届きます。
見積もりをしたからといって後からうるさく勧誘される事はありません。
保険スクエアbang!
画像引用元:https://www.bang.co.jp
「同じ保証内容でも会社によっては保険料が半額」なんて事もあります。
インズウェブ
画像引用元:https://www.insweb.co.jp
最安値の自動車保険を探しましょう。
ただし保険料一括見積もりサイトで検索出来るのは一般(個人向け)の保険だけです。
黒ナンバー、緑ナンバーの営業車、トラック・ダンプなどの保険はほとんど扱われていません。
ネットから見積もり依頼出来る代理店型の事業用自動車保険
紹介してきたように自動車保険の一括見積もりサイトはいくつかの保険会社の見積もりを無料で比べられて非常に便利なのですが、残念な事に事業用自動車保険に対応していない場合がほとんどです。
しかし、ひとつだけネットから無料で見積もり依頼出来る代理店型の事業用自動車保険がありました。
はたらくクルマの自動車保険
代理店型でもネットから申し込めるところはあるんです。
- 「車検証を写メして送り、申し込みフォームに簡単なことだけ記入して送信」
- 折り返し連絡がくるのでそこから無料見積もり。
こんな簡単な手続きで申し込めるのは「株式会社未来」が扱っている「はたらくクルマの自動車保険」。
扱っている会社「株式会社未来」は聞いたことないでしょうが保険会社自体は興亜損保ジャパンで超メジャーで安心。
ロードサービスも充実。
保険加入の証明書を即日で発行してもらえるので急ぎの仕事の契約にも間に合わせることが出来ますよ。
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まとめ
自動車保険を当日・即日加入する場合のポイントをまとめると
- 当日・即日加入したいなら代理店型しかない。
- 店舗に出向いてその場で契約・加入したいなら、必要書類を忘れない、補償開始時刻を確認、2点を要チェック。
- 事業用自動車保険をネットから無料見積もりするならはたらくクルマの自動車保険 →
代理店に出向くときには営業時間も要チェックです。
任意保険に入らないで車を運転する事はとても大きなリスクがあることを忘れないでください。
車屋さんから自宅までのわずかな間だけなら補償が開始されていなくても大丈夫などとは思わないでください。
ほんのちょっとの油断があなたの人生を狂わせてしまうかもしれないからです。
以上「自動車任意保険に即日で加入することは出来る?」という記事でした。
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