ETCカードだけ作りたいんです、クレジットカードはいりません
さまざまな理由でクレジットカードが作れないためにETCカードが作れないという方がいます。
個人信用情報の問題でクレジット審査に通らなかったりするわけですね。
ETCカードだけを作りたい、クレジット機能はいらないんだ!こういう方のためにクレジット機能なしのETCカードをふたつ、ご紹介します。
はじめに
一般にETCカードを作る場合はクレジットカードの申し込みをしてそれに付帯するETCカードを発行してもらうという流れになると思います。
しかし、さまざまな理由でクレジットカードが作れないという方もいます。
個人信用情報の問題でクレジット審査に通らなかったりするわけですね。
ETCカードだけを作りたい、クレジット機能はいらないんだ!
こういう方のためにクレジット機能なしのETCカードをふたつ、ご紹介します。
- ETCパーソナルカード
- 高速情報協同組合の法人ETCカード
共にクレジット機能はついていないのでクレジットの審査なしでつくる事の出来るカードです。
早速それぞれのカードの特徴を見ていきましょう!
ETCパーソナルカード
そもそもETCパーソナルカードとは
ETCカードの一種です。
通常のETCカードと同じように車載機に挿入して使うものです。
NEXCO三社や首都高、阪神高速、本州四国高速の六社が共同で発行しています。
カード作成費用など
保証金:最低4万円
年会費:税込1,234円
保証金を担保として預ける事によって後払いのサービスを受ける事が出来るんですね。
解約時には返却されます。
利用金額によって保証金は変わってきます。最低で4万円という事です。
あくまで担保としての保証金なので、ここから利用料金が支払われるわけではありません。
利用料金は一ヶ月に一度まとめて口座から支払います。
利用料金によって使用制限
利用料金が保証金の80%を超えると一時的に利用できなくなります。
また支払い日に、口座の残高不足で引落ができなかった場合も同様です。
どんな人が作れる?申し込みの条件
個人、普通のサラリーマン、学生でも申し込める。
法人でも申し込めるのですが、一回の申し込みで発行されるのは一枚なので従業員用に人数分のカードが必要な場合、何回も申し込みをする必要があります。
親の許可があれば16歳から申し込めるのでバイクに使用できますね。
ETC割引は?マイレージポイントは?
通常のETCカードと同様のETC割引が受けられます。
走行料金に応じてポイントがたまるETCマイレージサービスの登録も出来ます。
申し込み方法
WEBからオンラインで申し込む事は出来ません。
「ETCパーソナルカード利用申込書」が必要。
有料道路の、SA等のインフォメーションで入手します。
また、ETCパーソナルカード事務局に電話で問い合わせ、申込書の郵送してもらうこともできます。
ETCパーソナルカード事務局:TEL 044-870-7333
(土日、祝日、年末年始除く9:00~17:00)
高速情報協同組合の法人ETCカード
高速情報協同組合とは
高速情報協同組合とは、中小企業、個人事業者など経済的に立場の弱い人たちが、協同で出資することにより、お互いを助け合っていく団体なんです。
その事業のひとつにETC専用カードの発行があるんですね。
カード作成費用など
出資金:1万円
組合に入会するのに必要なお金です。脱会時に返却されます。
関連ページ:高速情報協同組合の出資金とは
カード発行手数料
540円(税込)
一年毎の取り扱い手数料
540円(税込)
カード使用のための手数料
毎月の走行金額の5%(マイレージなし)
毎月の走行金額の8%(マイレージあり)
必要な枚数だけ一度に申し込む事が出来ます。
どんな人が作れる?申し込みの条件
法人・個人事業主限定ですが確定申告をしている自営業の方なら申し込めます。
ETC割引は?マイレージポイントは?
通常のETCカードと同様のETC割引が受けられます。
走行料金に応じてポイントがたまるETCマイレージサービスの登録が出来るカードと出来ないカードがあります。
申し込み方法
WEBからオンラインで申し込めます。
必要書類を郵送してから10日程度でカードが届きます。
保証金の高さを考えるとETCパーソナルカードは作りづらいかもしれません。ですが少なくとも確定申告をしている自営業じゃないと作れない高速情報協同組合のETCカードにくらべてETCパーソナルカードは親の許可があれば16歳でも作れるというメリットがありますね。あなたはどちらを選びますか?
以上「ETCカードだけ作りたいんです、クレジットカードはいりません」の記事でした。
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