ETC2.0で駐車場がノンストップ、道の駅も使いやすくなる?
ETCは2.0にバージョンアップして、たんに高速料金の支払いをするだけではなくなってきています。
近い将来では駐車場の料金もETCカードで払えるようになる。
つまり車に乗ったまま、駐車場のゲートを通過すると自動で支払いをしてくれるというわけです。
いまはまだ実現されていませんが、一部の駐車場ではモニターを募集してテストが始まっています。
すでに実地されているETC2.0のサービスをご存知ですが?
一旦降りても一定時間内に再度、高速に乗ることによって連続した一回の利用とみなしてくれるサービスがすで運用されています。
これによって「道の駅」の利用者は増えてきています。
どんどん拡がりつつあるETC2.0の未来について解説します。
高度道路交通システム
Intelligent Transport Systems、高度道路交通システムはIT技術を駆使して人と道路と車両とをコントロールしていこうというシステムです。
AI搭載の車による自動運転などもこれに含まれます。
でも身近なのはETCの自動支払い機能ですね。みなさん使っていると思います。
これはだいぶ普及してきていて、もはや現金で高速代を支払うなんて有り得ない状況になっています。
これが駐車場にも使えたらどんなに便利でしょう。
車から降りることなく財布を出すことなく、車載機にETCが挿入されていれば自動で支払いが出来てしまう。
ETCが2.0にバージョンアップする事によって扱える情報量が格段に増えてこのような事が出来るようになってきています。
駐車場の支払いにETCを使う
この駐車場の支払いにETCを使うという事、すでにテスト運用している駐車場が実際あるんです。
ここでは特定のクレジットカード所有者を対象にノンストップでの駐車場料金支払いのテストをしています。
このテストを受けるためのモニター募集もされています。
すでにモニターテストが開始
2017年10月からETC2.0普及促進研究会は駐車場におけるネットワーク型ETC技術の試行運用を実施することになった。
- 名鉄協商パーキング藤が丘effe
- 新静岡セノバ駐車場
この二つの駐車場では特定のクレジットカード所有者限定でモニターテストを実施することになっている。
詳しくは↓
駐車場を出るときの混雑が解消
将来、いろいろな場所でこのシステムが使えれば、イベントの際の駐車場精算の渋滞など画期的に解消されるんでしょうね。
コンサートが終わって、さあ帰ろうと思ったら駐車場を出るだけで一時間なんてよくある事ですから。
私も駐車場の精算の順番でトラブルになったことがありますww。
すでに使われているETC2.0のサービス
このETC2.0による新しいサービス、すでに使われているものがあります。
高速を一旦降りて道の駅でくつろぎ、再度高速に乗っても一定時間内なら降りなかったのと同じ扱いになるというものです。
これによって道の駅をサービス・パーキングエリアとして使用する事が出来、混雑する高速道路内のサービス・パーキングエリアを使わずに快適に休憩がとれるようになるんです。
サービス・パーキングエリアの混雑の解消、道の駅の売上アップ、両方に貢献できるわけですね。
ETC2.0の導入、どうすれば?
設備的には車載機だけの問題です。
ETCカードは従来のもので大丈夫です。
ETC2.0、ぜひ使いたいという方、これから車載機を買うのであれば、ほとんどの機種がすでにETC2.0に対応しているので問題ないです。
ETC2.0に対応していない古い車載機を使っている場合ほとんどが買い替えなければだめですね。
関連記事
まとめ
便利なETC2.0なんですが現在はまだ一割程度のユーザーしか導入していないようです。
ETC2.0の普及促進のため、ETC割引はETC2.0の方が割引率が高く設定されています。
余裕があれば早めに導入して割引の恩恵にもあずかれるようにしたいですね。
以上「ETC2.0で駐車場がノンストップ、道の駅も使いやすくなる?」という記事でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません