会社の経費でもポイントを貯めたいなら楽天ビジネスカード 還元率1%の法人カードです
個人事業主、会社経営者向けの法人カード、楽天ビジネスカード。
すでに楽天カードを所有している個人事業主の方ならすぐに事業に使える法人カードとして楽天ビジネスカードを入手出来ます。
一般的に法人カードはポイントが貯めやすいカードではないのですが楽天ビジネスカードは法人カードとしては高い還元率1%のカードです。
一般VISA加盟店でのポイント還元率が1%で、さらに楽天市場だとスーパーポイントアッププログラム(SPU)で5%以上の還元率になります。
法人カードの中ではかなり高い還元率でポイントが貯められます。
法人カードを検討中の個人事業主、会社経営者の方に向けて、ポイントが貯めやすい法人カード、楽天ビジネスカードを解説していきます。
楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの追加カード
じつは楽天ビジネスカードは普通の法人カードのように単体で申し込むことが出来ません。
個人向けカードである楽天プレミアムカードの追加カードとして作る事が出来るので、楽天プレミアムカード所有者ではない場合は、同時に楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカード両方を申し込む必要があります。
(楽天プレミアムカードは通常の楽天カードの上位カード)
楽天プレミアムカード(個人口座)と楽天ビジネスカード(個人または法人口座)というようにプライベートとビジネスの金銭管理を別々にしておけば税の申告もスムーズになります。
会社の経費を楽天ビジネスカードで払うようにすれば、まずキャッシュフローに余裕が出ます。
決済までに現金を用意しておく必要がなくなり、取引の2ヶ月程度後に引き落とし口座に現金を振り込めばよくなりお金の流れに余裕を持たせる事が出来ます。
利用明細が出るので、いちいちレシートを計算する手間はなくなり、クラウド会計ソフトと連携させてば経理処理は格段にスピードアップします。
カードスペック
楽天ビジネスカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
年会費 | 2,000円+税 | 10,000円+税 |
追加カード年会費 | 追加カードなし | 家族カード5,000円+税/枚 |
ETC発行枚数 | 発行枚数制限無し | |
ETC年会費 | 1枚目無料、2枚目以降500円+税 | |
利用限度額 | 両カード合計最高300万円 | |
国際ブランド | VISAのみ | VISA MasterCard JCB |
支払い方法 | 1回払いのみ | 1回払い、2回払い、分割払い、リボ払い |
キャッシング | なし | あり |
普通の楽天カードを所有している人であれば、審査の必要なく楽天プレミアムカードへ切り替え申し込みをする事が出来て同時に楽天ビジネスカードも申し込めます。
引き落とし口座
楽天ビジネスカードは引き落とし口座に法人口座または個人口座を設定出来ます。
法人口座を引き落とし口座にする場合は会社登記簿(全部事項証明)もしくは法人登記印の印鑑証明書が必要です。(法人登記の会社の場合)
個人口座を引き落とし口座にする場合は必要ありません。(個人事業主の場合)
ETCカード
一般の楽天カード(個人カード)とは違ってETCカードを何枚でも作る事が出来ます。(一般の楽天カードは1枚のみ)
1枚目無料で2枚目以降500円+税の年会費がかかります。
獲得したポイントは楽天プレミアムカードにまとめて貯まる
使い勝手がいいと思う点
楽天ビジネスカードの利用で貯まったポイントは「楽天プレミアムカードの楽天スーパーポイント口座(個人用)」に貯まるようになっています。
事業の支払いで獲得したポイントが個人で使って獲得したポイントと合算されるのでポイント使い勝手としては大変いいです。
個人で使った分とビジネスで使った分が合算されれば、結構高価なものがポイントで買えるわけです。
普通は同じカード会社のものでも個人で使うカードと事業で使うカードの獲得ポイントは合算できないためこのような使い方は出来ません。
SPU(楽天ポイントアッププログラム)により楽天市場でのショッピングでは、楽天プレミアムカードなら楽天カードよりも多くポイントが貯められるようになりました。
楽天プレミアムカードの魅力
プライオリティパスの無料発行
海外主要空港でビジネスラウンジが無料利用できるプライオリティパスが無料で発行できます。
プライオリティパスとは
クレジットカードの特典として空港のラウンジの無料利用というのがありますがプライオリティパスを持っていれば海外の主要な空港のビジネスラウンジを使う事が出来るんです。
通常プライオリティパスは年会費3万円以上のハイクラスのクレジットカードについてくる特典なのですが年会費10,000円の楽天プレミアムカードで使えるのは大きな魅力です。
海外出張が多いビジネスマンなら大きなメリットになります。
(注意:空港ラウンジ利用は楽天プレミアムカードの提示が必要。楽天ビジネスカードではだめ)
楽天カードから切り替える人は注意
楽天カードを持っている場合、楽天プレミアムカードへは簡単に切り替えられます。
その場合、以前の楽天カードは使えなくなるので自分でハサミで切るなどして廃棄してください。
カード番号は変更になりますので、公共料金などカード引き落としにしていたものは再設定が必要です
Edyは引き継げない
以前の楽天カードに残っているEdyは新カードに引き継げません。
切り替え前に使い切ってください。
楽天ビジネスカードのデメリット
従業員に渡して使える追加カードの発行が出来ない。
親カード(本人用カード)のみしか無く、他の役員や社員が使うための追加カードは発行出来ません。
個人事業主など一人でビジネスをされている方向けの法人カードです。
年会費は高い
楽天ビジネスカードを持つためには楽天プレミアムカードが必要なので2枚の年会費を合わせると12,000円(税別)かかります。
受けられる特典が自分にあまり関係のないものだと、この年会費はちょっとコスパが悪いですね。
年会費・維持コストゼロで法人カードを作りたいならライフカードビジネスライト
まとめ
楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカードを持つメリット
- 2枚の楽天カードをプラベートとビジネスで使い分ける。
- 両方で獲得したポイントは合算されるので高価なものでもポイントで購入する事が出来る。
- プライオリティパスで海外出張時の空港でもビジネスラウンジで快適に待ち時間が過ごせる。
わたしも楽天カードを持っているのでステップアップを検討してみようと思います。
以上「会社の経費でもポイントを貯めたいなら楽天ビジネスカード 還元率1%の法人カードです」という記事でした。
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