2019年7月までにエッソ、モービル、ゼネラルがエネオスに統一、ユーザーにはどういう影響があるんだい?
「2019年7月までにエッソ、モービル、ゼネラルが姿を消しエネオスに統一される」
今年2018年の初めに出たニュースでしたが、2018年10月から移行期間が始まりましたね。
すでにエッソ・モービル・ゼネラルの看板がかかっているスタンドでエネオスカードが使えるようになってます。
その事でユーザーにどういう影響があるんでしょうか。
いままで使っていたカードはそのまま使えるのか?
エッソ・モービル・ゼネラルで使っていたスピードパスなどはどうなる?
電子マネーは今まで通り使える?
いろいろ心配になりますよね。
ツイッターの反応でも期待と不安が入り混じっています。
今回の統一、ユーザーにはどういう影響があるんだい?
という事でしっかり調べてみましたよ。
・日本から、エッソ・モービル・ゼネラルのブランドは消えてなくなる
・これまで使ってきたカード・電子マネーはどうなるか?
・スピードパスはどうなる?
・移行期間の対応状況は?
エッソ、モービル、ゼネラルがエネオスに統一
これまでの各スタンドのシェア率はこんな感じです。
圧倒的にエネオスが多くてほぼ一万店舗。
これにゼネラル・ Mobil・ESSOが統合されるわけです。約1万3,300店舗になる予定です。
といってもすでにゼネラル・ Mobil・ESSOを運営する東燃ゼネラル石油とエネオスを運営するJXエネルギーが合併してJXTGエネルギーになったことで全部同じ経営陣にはなっていました。
しかしガソリンスタンドが以前どおりにゼネラル・ Mobil・ESSO・エネオスと別れていて、それぞれゼネラル・ Mobil・ESSOのグループとエネオスとではサービス、使えるカードが違っていました。
これが統一によって共通のサービス、カードが使えるようになります。
今回の統一はエッソ・モービル・ゼネラルの看板がエネオスにつけ変えられ日本から、エッソ・モービル・ゼネラルのブランドは消えてなくなるという事を意味しています。
エッソ、モービル、ゼネラルのセルフスタンドは、Expressブランドで展開されていましたが、セルフスタンドの新ブランドとして、ENEOS EneJetが登場します。
もうすでに看板を掛け替えているスタンドは出て来ていますね。
2018年10月から移行スタート
2018年10月からすでにESSO・Mobil・ゼネラルのExpressだったお店が、ENEOS EneJet へと変わっていきつつあります。
それに伴い各店舗で使える決済ツールも変化していて、しばらくは、ちょっと混乱する状態かもしれません。
エッソ・モービル・ゼネラルが着々とENEOSに塗り替えられていく感じ、少し前のサークルKサンクスがファミマになっていくのと似た感覚やね…。早く完全統一してスピードパス系の決済ツール使いやすくなってくれ
— こじか。 (@kzk_326) 2018年11月17日
楽天カードのポイント2倍はエネオスのスタンドだけだったけど、エッソでも付与されるようになるわけね。
いつも給油をしているエッソが、来年7月までにブランドをエネオスに統一するに伴って、JXTGでエネオスだけでおこなわれていた楽天ポイント2倍が、エッソでも付与されるようになった。今のところスピードパスで決済すれば、会員価格も適応されるみたいで、シナジーカードよりも使い勝手が良くなったね。
— shun (@wilkinsonginger) 2018年11月15日
スピードパス、いつまで使えるのは気になりますよね。
ESSOのスピードパスいつまで使えるん?
— ホタルイカ (@4221ck_tw) 2018年11月20日
何!Tポイントカード使えない?
エネオスジェットは元エッソのエネオス。
nanacoとスピードパスが使える代わりにTポイントカードは使えないので注意!— 鋼鉄ユッキー (@yukky_metal) 2018年11月24日
元ENEOS系の店舗と元ESSO・Mobil・ゼネラル系の店舗では、使えるもの、使えないものが結構別れているね。
わかりやすくまとめてみましょう。
移行期間、2019年7月までの対応状況
2019年7月には完全に統一されてカード、電子マネーなどの対応状況はどの店舗でも同じになります。
しかし、それまでは店舗によって使えるもの、使えないものがあるんです。
(正確に知りたいかたは→公式ページで確認してください。)
2018年10月から2019年7月までの移行期間はおもに2種類の店舗が存在する事になります。
- もともとエネオスだった店舗
- エッソ、モービル、ゼネラルのExpressブランドからENEOS EneJetに変わった店舗
それぞれの店舗で対応出来るカード・電子マネーが違うので、わかりやすくまとめてみます。
エネオスカード、シナジーカード
両方の店舗で使えます。
ENEOSカードを使っている人は、2018年10月以降、ESSO・Mobil・ゼネラルで給油しても値引きが受けられる。
単純に使えるガソリンスタンドが増えるという事。
これからガソリンカードを作るなら特別な事情がない限りエネオスカードがイチオシでしょう。
エネオスTカード、Tカード
もともとエネオスだった店舗のみで使えます。
2019年7月移行完了時には統一された全店舗で使えます。
エネオス法人カード
ENEOS BUSINESS
ENEOS ASSOC
ENEOSコーポレート
ENEOSコーポレートプラス
ENEOS FC
これらの法人カードは、もともとエネオスだった店舗のみで使えます。
エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗は2019年4月から使えます。
2019年7月移行完了時には統一された全店舗で使えます
エッソ・モービル・ゼネラルのコーポレートカード
エッソ・モービル・ゼネラルコーポレート
エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートプラス
エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみで使えます。
もともとエネオスだった店舗は2019年4月から使えます。
2019年7月移行完了時には統一された全店舗で使えます
協同組合のガソリンカード
協同組合で発行しているガソリンカードで全国のエネオススタンドで使えるカードがあります。
電話取材によると、もともとエネオスだった店舗のみで使えます。
エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗は2019年4月から使えます。
2019年7月移行完了時には統一された全店舗で使えます。
スピードパス
非接触型の決済ツール「スピードパス」、使い勝手がいいと評判でした。
移行期間の対応状況は以下のようになっています。
スピードパス
エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみで使えます。
(セルフのみ)
ただし2019年7月からは新ツール「EneKey」に移行する。
関連記事→2019年7月からエネキー(Enekey)がスタートするよ
スピードパスプラス
どちらでも利用可能
(店舗により対応していない場合あり)
2019年7月以降も使用可能。
スピードパスnanaco
エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみで使えます。
ただし2019年7月からは新ツール「EneKey」に移行する。
電子マネー(nanaco、楽天Edy、交通系Suicaなど)
nanaco、楽天Edyはエッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみで使えます。
Quicpay、 iDはどちらの店舗でも使えます。
Apple Payの Suica | エッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみ |
Apple Payの QUICPay™ | どちらでもOK |
Apple Payの iD | どちらでもOK |
交通系電子マネーはエッソ、モービル、ゼネラル系だった店舗のみで使えます。
2019年7月以降は全部使える
移行期間は以上のような対応状況ですが2019年7月以降はここであげた全部のアイテムが統一された店舗で使えるようになります。
まとめ
移行期間のあいだは、ちょっと面倒くさい感じですかね。
それでも、以前のかっちり別れていたときよりは使いやすくなってはいるんですけどね。
とにかく2019年7月になれば、カードも電子マネーも使いやすくなっていうというわけで、ますますキャッシュレス化が進む事になるんでしょう。
非接触型新ツール「EneKey」も期待出来そうです。
補足
これだけエネオススタンドが増えるのなら、作るべきガソリンカードは特別な事情がない限りエネオスカードという事になるんでしょう。
ただし、それほど頻繁にガソリン入れないという人だと年会費1,250円払ってエネオスカードを作る気にはならないでしょう。
追記
エネオスカードの年会費について実際にエネオススタンドの方からご指摘をいただきました。
ENEOSカード3タイプの内(S)スタンダードのみが年1回以上の利用で会費が無料になります。
なので利用頻度の少ないお客様にはSタイプをおすすめしています。
さらにこんな情報も
当エネオススタンドでは認可の整備工場も経営しており、車検を受けるとガソリン軽油が割引になるサービスを行っています。(灯油は対象外)
6ヶ月前から可能な車検予約をすると、予約期間中の最長6ヶ月間は1リットル当たり10円引
車検後は次の車検まで最長2年間は1リットル当たり5円引になります。そのサービス対象のお客様がENEOSカードのSタイプで給油をすると下記がプラスになり
ENEOSの割引1リットル当たり2円(口座引落時に値引)当社の割引1リットル当たり2円(給油時に値引)
合計4円が値引されて下記の様になります。車検予約期間中割引(10円)+ENEOS割引(2円)+当社割引(2円)=1リットル当たり14円引
車検後割引(5円)+ENEOS割引(2円)+当社割引(2円)=1リットル当たり9円引
実際は各スタンドで違うようですが、1リットル当たり14円引になる場合もあるというのはうれしいじゃありませんか。
近々車検を受ける人は要チェックです。
エネオスカードは3タイプあってスタンダードタイプだと初年度は年会費無料、年一回でもカードを使用すると次年度の年会費は無料になるんです。
エネオスカード以外にエネオススタンドで使って得するカードはないか?
ということだと楽天カードでしょうね。
楽天カードなら年会費無料で、約1万3,300店舗に増えたエネオススタンドで使うと2%の還元率です。
(100円に対して2円分のポイントがつく)
以上「2019年7月までにエッソ、モービル、ゼネラルがエネオスに統一、ユーザーにはどういう影響があるんだい?」という記事でした。
気に入ってもらえたらシェアしてくれると嬉しいです。
わたしも経験がありますがフリーランスで仕事をしていて報酬が支払われなかったという事はありますよね。
なんと日本で初めてのフリーランス向け収納代行サービスが出ましたね。
フリーランス特化型の損害賠償保険「あんしん補償」が付いた「フリーナンス」です。
さらに請求書を買い取ってもらい現金の「即日払い」を利用することもできるんですって。