シェル-Pontaクレジットカードのメリット、デメリット
シェル-Pontaクレジットカードは昭和シェル石油とPontaが提携して作ったカードです。昭和シェル系列のスタンドで使うとガソリン代が安くなる、このようなカードは石油元売り系クレジットカード、またはガソリンカードなどと呼ばれています。さらにこのカードにはPonta加盟店で使えるPontaカードの機能も持っています。無料で家族カードも作れるシェル-Pontaクレジットカードのメリット、デメリットを解説します。
Pontaカードとは
Pontaカードは、旅行会社や飲食店、ガソリンスタンドなどのPonta加盟店で使える共通ポイントカードなんです。
Pontaカード単体はローソンの店頭などで簡単に作る事が出来ます。
シェル-PontaクレジットカードはクレジットカードとPontaカードが一枚にまとまった一体型のカードなんですね。
普通にクレジットカードを使っただけでPontaポイントが貯められますし、Ponta提携店では2倍のポイントをゲット出来ます。
年会費
シェル-Pontaクレジットカードはまったくの年会費無料、いわゆる永年無料ではないんですが・・・
初年度年会費無料
最初の1年は無条件で無料です。
次の年からは1年のうち一回でも昭和シェル石油サービスステーションで使うと年会費無料になります。
つまり少しでも車を使う人からすると永年無料みたいなもんですね。
次の年にもし一回も昭和シェル石油サービスステーションでの使用がなければ年会費1,250円(税別)がかかってしまいます。
Pontaポイント
シェル-Pontaクレジットカードのうたい文句はPonta最強クラスの還元率をもつカードということになっています。
まず普通にVISA加盟店でクレジットカードで支払いをすると100円につき1ポイントがたまります。
ポイント二重取り
昭和シェル石油サービスステーション
昭和シェルのスタンドでガソリン・軽油を入れた場合ポンタカードの提示で1リッターにつき1ポイントがもらえます。
さらに支払いのときにも1リッターにつき1ポイントがもらえます。
結果1リッターにつき2ポイントでたまっていくのです。
ただし月間150リッターを超えた分からは1リッターにつき1ポイントになります。
利用金額ではなくリットルに対してなのでガソリン価格が安いほど効率的にポイントをためられる事になりますね。
逆に言うとガソリン価格が高いときはポイントはたまりにくいという事です。
その他のPonta提携店
シェル-Pontaクレジットカードはpontaカードとクレジットカードが一体になっているカードなので、Ponta提携店でカードを提示すればポイントがつき、さらにクレジットカードで支払いをすれば、そこでもポイントがつきます。
まさに二重取りです。
ポイント還元率は2.0%以上になりますよ。
レジでシェル-Pontaクレジットカードを渡したら「支払いもクレジットで」と言えばポイント二重取りです。
Ponta提携店以外でもVISA加盟店で利用すればポイント還元率は1.0%です。
主なPonta提携店
ポイントは貯めるだけではなくこれらのお店で使う事も出来ます。
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソンストア100、ローソンマート、ライフ(限定10店舗) |
通販・ネットショッピング | サンプル百貨店、コジマ通信販売、つなごうモール、net price、Pet ponta.jp、HMV、ローソンフレッシュ、エルパカBOOKS、Loppi |
グルメ・飲食 | 大戸屋、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット(オンライン限定) |
家電 | ビックカメラ |
トラベル・宿泊 | H.I.S.(オンライン予約限定)、H.I.S.地球旅市場、スマ宿、ルートインホテルズ、つかえる |
カーサービス | 昭和シェル石油、オリックスレンタカー |
ファッション・生活雑貨・美容 | AOKI、サムソナイト、ジャンブルストア、セカンドストリート |
医療・保険 | Dental Ponta |
エンタメ | ゲオ、ゲオ宅配DVDレンタル、ゲオ動画、HMV、アイ・エム・エス、カラオケ本舗 まねきねこ、EMTG、セガ |
スポーツ・アウトドア | ゴルフダイジェスト・オンライン、ビーアンドディー、ヒマラヤ |
ポイントの有効期限は利用日から1年間です。
とは言っても、普通に使っていれば気にすることはありません。
一年間まったく使わなかったら一年前についていたポイントが失効しますが、逆に一年間使わないカードだったら解約してしまいましょう。
Shell EasyPay
昭和シェル石油サービスステーション専用の決済ツール Shell EasyPay
Shell EasyPayは、ICキーホルダーをクレジットカードの代わりに読み取り機にかざしてつかいます。
上図の右端のイラストのように車のキーと一緒にしておけば持ち歩きに便利です。
昭和シェル石油サービスステーション専用の決済ツールでガソリン・軽油などの燃料にはもちろん、灯油やエンジンオイル・タイヤなど、カー用品の支払いにも使えます。
昭和シェル石油サービスステーションでクレジットカードと運転免許証があればその場で登録出来ます。
次回からはクレジットカードを出す事なくShell EasyPayだけで給油して支払いも済んでしまいます。
これを読み取り機にかざす。
車のキーホルダーに一緒にしておけば、クレジットカードを出さなくても、これで「ピッ」とやればいいわけですよ。
給油専用ではなくスタンド内での買い物や洗車などの支払いにも使えます。
カード特典
クレジットカードとしての特典がいろいろあります。
ETCカード・家族カード
ETCカード
3枚まで発行可能
(普通の個人向けクレジットカードのETCカードは1枚だけなので複数枚欲しい人には嬉しい仕様。)
年会費:無料
新規発行手数料1枚につき1,000円(税別)
(ETCカードを発行するときだけ新規発行手数料がかかります。)
家族カード
本カードと同じ機能のカードが3枚まで発行可能
年会費:無料
発行手数料:無料
海外旅行傷害保険
(家族カードにも適用されます。)
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 100万円 |
疾病治療 | 100万円 |
救援者費用 | 100万円 |
賠償費用 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1旅行20万/年100万円 (自己負担3,000円) |
国内旅行傷害保険は付帯していません。
ショッピング保険
海外でカードで購入した品物の破損、盗難などの損害が購入日より90日間補償されます。
国内ではリボ・分割払いでの利用分のみ適用となります。
シェル-Pontaクレジットカードのデメリット
昭和シェルを使わない人はお得感がない
昭和シェルを使わない人はまず作らないでしょうね。
年会費初年度は無料ですが昭和シェルを使わなければ年1.250円です。
Ponta提携店を使わないという人もお得感はないです。
利用明細
シェル-Pontaクレジットカードの利用明細はWebでの確認が基本に設定されています。
利用明細を郵送してもらう場合は手数料80円(税抜)を払う必要があります。
カード利用可能枠
カード利用可能枠は10~100万円(学生10万円)と低めに設定されています。
Apple Payは使えない
(2017年4月1日現在)Apple Payにはまだ対応していません。
ETCカード新規発行手数料
ETCカードが3枚まで作れるのはいいけど、一枚作るのに1000円かかってしまう。
カード本体・ETCカードともに年会費永年無料というカードも少なくないので、ここは完全にデメリットですね。
まとめ
わたしも作ってみました。
ローソンの買い物はいつもこのカードです。
シェル-Pontaクレジットカードは車に乗る人なら実質年会費無料のカードです。
(年会費無料になる条件:1年のうち一回でも昭和シェル石油サービスステーションで使う。)
ETCカード・家族カードに関しては無条件で年会費無料。
Pontaポイントは普通に使えば還元率1%、昭和シェル石油SSではポイント二重取り、Pontaポイント加盟店でもポイント二重取り、効率的にポイントがたまります。
コンビニなどで使う場合このカードを提示するとPontaポイントがつきます。そのままこのカードのクレジット機能で支払いをしてもいいし、別のカードでの支払い、たとえばEdyで支払う事も出来ます。
キャンペーン
昭和シェルなら結構使うよ、という人なら最大3000ポイントがもらえるキャンペーンをやっている。
3000ポイントってPonta提携店でも15万円、VISA加盟店なら30万円使わないと貰えない。
WEBから申し込んで一ヶ月以内に昭和シェルスタンドでガソリン・軽油を10リッター以上入れると1000ポイントもらえる。
これを3回まで使えるので合計で3000ポイント。
これは使いでがありますよ。
JALマイルなら1500マイルに交換出来ます。
ローソンならLoppiお試し引換券を活用すれば1ポイントが最大で3円になるので、9000円相当のお買い物が出来てしまう。
以上「シェル-Pontaクレジットカードのメリット、デメリット」という記事でした。
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