法人ETCカード簡単審査で新会社でも作れる
法人ETCカードつかいこなし術

個人のクレジットカード・ETCカードを会社の経費や仕入れに使っていると利用停止になる?

経費仕入れ利用停止

 

個人で作ったクレジットカードを仕事で使っている個人事業主の人は少なくないと思います。
しかし規約に反する使い方をしていると利用停止になる事もあるんです。

 

一部のサイトでは「カード会社の規約によると個人カードを仕事の経費に使ってはいけない」というような説明をしているところがあるんですが、カード会社に問い合わせると、これはどうも違うようですし、経費と仕入れは分けて考える必要がありそうです。

 

また、はじめは個人事業主だったのが法人成りして従業員を何人か抱える会社になっても個人カードを使っている場合なんかはどうなんでしょうね。
法人成りしたのだから法人向けクレジットカードにするのがいいとは思いますがすぐには作れない場合もあります。
今回は事業で個人のクレジットカード、ETCカード、ガソリンカードを使うときの問題点を解説します。

 

 

結論は「ケースバイケース」なぜなら、それぞれのカード会社で対応が違うから

 

今回の問題点は
個人カードで業務の経費や仕入れ代金を払い続けているとカードの利用停止になるのか
という事なんですが、結論から言うとケースバイケースとしか言えません。
それは各カード会社で対応が違うからです。

 

個人カードで仕入れ代金を払っていてカード会社から警告を受けたという話はネットで探すと少なくないです。

40代 個人事業主
商品の仕入れで個人カードをずっと使っていたらカード会社から警告が来ました。それ以来、現金での仕入れにしています。

 

だけど実際にカード会社に問い合わせてみると、

  • (A社)商品の仕入れを含め経費の支払いにご利用できます。
  • (B社)ご利用限度額の範囲内であれば内容は問いません。

という対応の仕方になっていて、個人カードで業務の経費や仕入れ代金を払い続けているとカードの利用停止になるとは言っていません。

仕入れNG?経費OK?カード会社の規約は曖昧

 

実際にカード会社の規約を見てみると

 

引用元:三井住友VISAカード&三井住友マスターカード会員規約(個人会員用)
第6条(カードの貸与と取扱い)
2.会員は、現金化を目的として商品・サービスの購入などにカードのショッピング枠を使用してはならず、また違法な取引に使用してはなりません
第15条(カード利用の一時停止等)
4.当社は、会員が本規約に違反し若しくは違反するおそれがある場合、カードの利用状況に不審がある場合に は、カードショッピング、キャッシングリボ及び海外キャッシュサービスの全部またはいずれかを一時的に停止し、 若しくは、加盟店や現金自動預払機等を通じてカードの回収を行うことができます。

引用元:JCB会員規約(個人用)
第22条 (ショッピングの利用)
9.会員は、現金を取得することを目的として商品・権利の購入または役務の提供などにカードのショッピング枠、ショッピング残高枠(第19条第2項に定めるものをいう。)を利用すること(以下「ショッピング枠現金化」という。)はできません。
第39条 (退会および会員資格の喪失等)
4.(4)会員の信用状態に重大な変化が生じたとき、または換金目的によるショッピング利用等会員によるカードの利用状況が適当でないと当社が判断したとき。

引用元:セゾンカード規約
第5条(カードのご利用)
(7)会員は、換金を目的とする商品購入はできません

第23条(会員資格の喪失等)
換金を目的とした商品購入等、又はキャッシングサービス、その他暗証番号を利用するサービスもしくはその他のカードのご利用状況が、不適切又は社会通念に照らし容認できない等、カード利用について当社との信頼関係が維持できなくなったとき。

 

規約には、「現金化を目的とした商品の購入」や「換金目的のショッピング利用」が違反だとありますが経費については書かれていませんし、仕入れ代金についても書かれていません。

 

はっきりしているのは現金を得るためになにかを買ってそれを換金する事はNGという事。
事業のための経費として家賃・光熱費・消耗品の購入などについては違反とはなっていません。

 

クレジットカードの現金化とは?

 

現金を得るためにクレジットカードでなにかを買ってそれを換金する事=クレジットカードの現金化

 

最近ではメルカリでの現金出品がありましたがこういうものをクレジットカードで決済するのは明確にダメですね。
5万円の現金が出品されていて、それを57,000円で落札してクレジットカードで決済する。

 

なぜそんな事をするかというと、カードのキャッシング枠を使い切っていて、早急に現金が必要な人がクレジットカードのショッピング枠を使って現金を手に入れたいからです。

 

こういうのをクレジットカードの現金化と言いますね。
メルカリでの現金出品は極端な例ですが、以前から早急に現金を手にする手段として商品をクレジットカードで購入して転売するというやり方はありました。

 

クレジットカードの現金化専門の業者もいます。
業者の指定する商品をクレジットカードで購入して買い取ってもらうのです。

 

仕入れはクレジットカードの現金化ではない

 

全部のカード会社がNGとしているのはこうしたクレジットカードの現金化であって仕入れ代金がNGとは言っていません。

 

問題は「商品の仕入れなのにクレジットカードの現金化だと疑われてしまう」ことなのですが、

  • 商売として、それを売って代金を得るために商品を仕入れする行為
  • 早急に現金を手にしたいために換金目的で商品を購入する行為

はたから見たら区別がつきません。

 

商売としてやっている場合は購入(仕入れ)した商品をそれよりも高く売って利益を出すのが目的。
クレジットカード現金化はすぐに現金を手にしたいので購入した商品をそれよりも安く売る。

 

目的が全く違います。

  • 継続的に利益を出す事
  • 毎回、損をしながらもその場しのぎの現金を作っていく

クレジットカードの現金化をしていく先は多重債務者だという事なんです。
カード会社は当然、そういう人にはカードを使わせたくありませんから「換金目的の使用はNG」となるわけですね。

 

カード会社からすると換金性の高い商品、ゲーム機やブランドバッグ、商品券などを大量に購入している場合はクレジットカードの現金化を疑います。
ちゃんとした商売をしていてもこうした商品を扱っていると疑われる事はあり得ます。

 

個人のクレジットカードで経費を払う

 

税務署の調査の面から見ると

会社の経費である事を証明出来るなら経営者個人のクレジットカードで経費を払っても問題ないです。
クレジットカードの名義が個人、法人であるかは問題じゃなくて業務での利用かどうかを調査します。

各カード会社の規約から見ると

特に経費に使ってはいけないとは書かれていません。
経費をクレジットカードで払っていて利用停止になったというのを実際に聞いたことはありません。

商品の仕入れに使っていて利用停止の連絡を受けたというのはあります。

経費と仕入れの違い

 

バーの経営
経費:お店の家賃・光熱費・水道代・電気代
仕入れ:お酒・料理の材料など

 

ある商品を販売する会社
経費:出張費用 事務消耗品
仕入れ:販売する商品の購入

 

ある商品を作っている会社
経費:電気代・ガソリン代
仕入れ:原材料費

 

 

経費を換金目的だとカード会社に疑われる事はないでしょう。

 

いきなり利用停止にはならない

 

カード会社から換金目的ではないのかと疑われても、それでいきなり利用停止になるわけではありません。
不審な利用履歴が重なってくると、調査の電話が掛かってきますから、そこでちゃんと説明出来れば問題ありません。

 

個人のETCカードを業務で使う場合

 

自分一人の個人事業主の場合、個人のETCカードを業務で使っても利用停止の心配は必要ないでしょう。
高速道路利用料を経費として証明出来るかどうかという税務上の問題だけです。

 

規約違反になるのは名義人本人以外のETCカード使用です。

 

従業員が何人かいて個人のETCカード一枚を使いまわしていたらNGです。
何事もなければバレないでしょうがカードの盗難にあって警察に盗難届けを出す時点でバレてしまえば盗難後の不正使用に対してのカード会社の補償はなくなります。

 

一人で複数枚作れる個人ETCカードもありますが、人に貸す事は出来ないので、それもダメです。

 

ガソリンカード

 

一般にガソリンカードとは石油元売り会社とカード会社が提携して発行しているクレジットカードなのでクレジットカードと同等です。

経費・仕入れに関して同じ扱いになります。

まとめ

 

個人のクレジットカードを業務で経費や仕入れに使う事は基本的には問題なさそうです。
ただ、各カード会社の規約は曖昧なところがあって絶対に大丈夫とは言えません。

 

どうしても心配な場合は自分の使っているカード会社に問い合わせするしかないですね。

 

根本的な解決策は法人向けクレジットカード(法人カード)を作る事です。
新規会社や業績の安定しない個人事業主などではクレジット審査に通らず作れない事もありますが、カード会社によっては審査のゆるいところもありますので、トライしてみるものありだと思います。

業務で使うETCカード

 

複数の従業員に渡して使うETCカードに関しては個人のETCカードでは規約違反になってしまいます。
法人カードを作ってそこから法人ETCカードを必要枚数作ってください。

 

ETCカードだけの問題であれば協同組合の発行しているクレジットカード作成なして作れるETCカードにすれば、複数の従業員に渡して使う事の出来るETCカードが手に入ります。
経費や仕入れには、それまで使っていた個人のクレジットカードを使い、ETCカードだけ協同組合のカードという組み合わせもありですね。

 


 

以上「個人のクレジットカード・ETCカードを会社の経費や仕入れに使っていると利用停止になる?」という記事でした。