ネットで見つけたETCカードに関することで誤った情報を集めてみました
ネットの海をETCに関する情報を求めてさまよっていると、様々な情報を目にします。へぇ〜なるほど、と思うものや、これ間違ってんじゃないの、と思うものもあります。今回は自分へのいましめの意味もこめて、間違った情報やあいまいな表現を集めてみました。
法人ETCカードを使えば経費削減、最大50%割引
注)法人ETCカードは法人向けクレジットカード(法人カード)から作られるETCカードです。
これはよく読んでみるとETCマイレージと平日朝夕割引きの事をいってました。
ETC割引の平日朝夕割引きは最大で50%割引なります。
ETCマイレージに申し込む必要がありますが普通のETCカードで受けられる割引です。
つまり法人ETCカードじゃなくても普通のETCカードで同じようにETCマイレージに申し込めば最大50%割引は受けられます。
法人ETCカードなら後払いで一括支払い
これはなんでしょうか?
普通のETCカードだって後払いで一括支払いですよ。
クレジットカードの利用明細にETCカードによる利用となるだけで、他の支払いと一緒に毎月決まった日に引き落とされます。
「法人ETCカードなら後払いで一括支払い」とは何を言いたかったんでしょうか。
カード会社にETCカードを作ってもらえなかった個人事業者・法人様向け!
間違ってないけど、これもなんとなく変な表現。
正確にはこうだと思います。↓
カード会社にクレジットカードを作ってもらえずに付帯するETCカードが作ってもらえなかった個人事業主・・・
ETCカードも基本的にはクレジットカード一体型が普通
これは完全に間違い。
ETCカードとクレジットカードは別々なのが普通。
一部のクレジットカードでETC機能がついた一体型があるが、特別なケースです。
これのメリットは、一体型だと車載機に入れっぱなしに出来ないので入れっぱなしで盗難にあう心配はなくなる、
という事ぐらいかなぁ。
一体型で代表的だと思うのはETC/JCB法人カード
ETC/JCB法人カードなら親カードとは別にETC専用カードを発行できる。
この使い方としては、
ETC専用カードを従業員に持たせる。(ETC支払い専用)
親カードと同じ機能の追加カードを普通の決済をまかせてもいい従業員に持たせる。
(経費の支払いもETC支払いも出来る)
こんな使い方になると思います。
協同組合が発行しているETC専用カードはクレジット機能がないので従業員にわたしても安心
協同組合が発行しているETCカードでクレジットカードを作らずにETCカードのみを作れるというものがあります。
クレジットカードを作らないので、「クレジット機能なし」を強調するのでしょうか。
でも普通にクレジットカードを作って、そのカードからETCカードを作った場合も、そのETCカードはクレジット機能はありません。
協同組合が発行しているものでもクレジットカード会社が発行しているものでもETCカードにはクレジット機能はありません。
つまりETCカード自体は共通してクレジット機能はないのです。
ETC専用カードという表現が誤解を生んでいるようです。
ETCカードがETCの支払い以外には使えないETC専用カードであるのは当たり前のことなんですから。
(例外は前述のETC機能がついた一体型カード)
ただしETCカードは本人の使用以外NGなので従業員に渡す場合はその人用のカードを追加で作らなくてはいけません。
レンタカーを利用するのであれば、どんな車両でも使える『ETC法人カード』をおすすめします。
ETC法人カードじゃなくても、普通のETCカードならどんな車でも使えます。
つまりどんな車に対しても1枚のカードで使い回しが出来ます。
どんな車両でも使えないのはETCコーポレートカードです。
ETCコーポレートカードだと使用する車を特定して登録します。
なので登録した車以外では使えません。
まとめ
別にあげ足をとるつもりはないですが、明らかに間違っているのは訂正したほうがいいし、あいまいな表現も誤解を生みますよね。
自分もこのサイトでETCに関する情報を扱っているので十分気をつけなくてはと思います。
この記事は今後も気がついたものがあったら加筆していきます。
以上「ネットで見つけたETCカードに関することで誤った情報を集めてみました」という記事でした。
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