スマホやタブレットで出来るクレジット決済サービスなら導入のハードルは低い
店舗をかまえて営業をされている経営者の方、クレジットカード決済が出来るようにしていますか?
実は私の親戚の夫婦がカレー屋を始めました。
食べに行きましたが、これが意外と言っちゃ失礼かもしれないですけどウマかったんです。
カシミール系だとかなんだかのカレーでどっちかというとスープ状に近い。さらに結構な辛さ。
まだ行列が出来るほどにはなっていませんが、そこそこお客さんも入っているみたいでお店の経営自体はなんとかなっているようです。
今、店主である旦那が悩んでいるのがクレジットカードで払いたいお客さんの事。
やはり最近の流れとしてクレジットカードや電子マネーので払いたいお客さんというのは増えているみたいです。
これに対応するにはカードリーダーその他の機器をレンタルして設置しなくてはいけないわけです。
導入資金や決済手数料も気になるし、どうしようと相談されました。
そこでわたし「ちょっと待ってよ、最近のクレジット決済はスマホで出来るんじゃない?」という事で早速グーグル兄貴に相談です。
「スマホやタブレットで出来るクレジット決済サービス」で検索して見つかったのがこの4つ。
- 楽天ペイ
- Airペイ(エアペイ)
- Square
- タイムズペイ
共通して言えるのが、かなり簡単に導入出来るという事。
小さなお店でも大丈夫だし、個人で営業先に持っていってお客さんにカードで払ってもらう事も出きちゃう。
便利になったもんですね。
どういう感じなのか早速調べていきましょう。
スマホやタブレットで出来るクレジット決済サービスとは?
お店を経営している人の悩みの一つがクレジットカード決済。
お客さんとのやりとりで
「カード使えますか?」
「すいません!現金でお願いします。」
こういう会話が最近は多くなっていると思います。
ほんとにカードが使えるところが多くなってきて便利になったもんですから、カードが使えない店はだんだん肩身が狭くなってきているのです。
でも経営者側からすると、このクレジットカード決済、導入するのはちょっと敷居が高いものでした。
カードリーダーやその他の機器の設置にはそれなりのコストとそれを置くためのスペース確保が必要だからです。
「どうしようかな〜、クレジットカード決済出来たほうがいいよな〜」とは思っても、ちょっと経営状態がおもわしくないと設備投資は控えてしまうのはしょうがないわけですね。
しかし!
スマホやタブレットで出来るクレジット決済なら大丈夫。
必要なものはスマホまたはタブレット、専用アプリ、小型カードリーダー。
設置場所なんかいりません。
お客さんにはスマホサイズのカードリーダーにクレジットカードを読み込ませてもらうだけです。
テーブルまで持っていけます。
システムはスマホまたはタブレットにダウンロードした専用アプリで対応出来てしまいます。
なので初期費用は安くて全然心配する額じゃありません。
少額の初期投資だけでクレジットカード決済が導入出来る時代になりました。
さらに持ち歩きも簡単なので客先での決済も出来て、訪問販売をしている方も簡単にクレジットカード決済が出来るんですよ。
導入費用
今回紹介する4つのサービスを使うと導入コストはほぼゼロ円で始められます。
基本的にかかるお金は実際に決済をした代金の3.24〜3.74%の手数料だけです。
お客さんがカードで支払った売上金が指定した口座への振り込みになるわけですが、その振り込み手数料も無料です。
(楽天ペイのみ、楽天銀行以外へは振り込み手数料がかかります。)
必要な機器のコスト
スマホまたはタブレット
必要ですが普段使っているもので大丈夫です。
(タイムズペイのみ専用タブレットが必要。2018年2/28までのキャンペーンで無料貸し出し)
専用アプリ
無料でダウンロード出来ます。
カードリーダー
スマホサイズのカードリーダーが用意されていて基本は有料で貸し出しになりますが、条件をクリアすれば無料になります。
タイムズペイ以外はキャッシュバックというかたちなので、一旦カードリーダーを購入した後、決済金額などの条件をクリアすると現金で口座にカードリーダー代が振り込まれるというものです。
ここまでで導入費用や機器のコストをざっくりと紹介しました。
さらに、ひとつひとつを詳しく見ていきましょう。
楽天ペイ
楽天ペイの決済スタイルは三つ
- クレジットカード決済
- 電子マネー決済
- アプリ決済
クレジットカード決済
主要クレジットカードの6ブランドに対応している。
決済手数料はブランドによって2種類。
クレジットカードだけでなくデビットカードにも対応している。
スマホよりサイズが小さいカードリーダー(18.800円)で持ち運びも楽勝。
いまなら実質0円でカードリーダーが導入出来るキャンペーン実施中だ。
キャンペーンでは条件をクリアするとカードリーダー代をキャッシュバックしてくれる。
カードリーダー代をキャッシュバックにする二つのプラン。
- らくらくプラン【登録振込先口座を楽天銀行にして、かつ、決済金額5万円以上(審査通過月を含めて4か月以内)】
- シンプルプラン【決済金額30万円以上(審査通過月を含めて4か月以内)】
申し込み後の審査通過月を含む4ヶ月以内に、らくらくプラン・シンプルプランのどちらかを達成するとカードリーダー代をキャッシュバック
電子マネー決済
主要な電子マネー14ブランドに対応
今のところ「楽天Edy」「Android Pay」に対応するのは、楽天ペイだけだ。
クレジットカードと同じカードリーダーでこのようにかざして使う。
電子マネーはカードを渡さずに客が自分でカードリーダーに読み込む事になるのでスキミングの心配もないしセキュリティ的に安心される。
アプリ決済
スマホ・タブレット用の無料アプリをダウンロードして使用する。
お店側は店舗用アプリ、
客側はお客様用アプリをダウンロードして使う。
お店側は楽天ペイ アプリ決済が使えるお店として、楽天のお客様アプリ・Webサイトの店舗情報画面に掲載することが出来、集客にも貢献する。
レストランなどではお客さんはテーブルを立つことなくスマホ操作のみで支払いを済ませられる。
楽天ペイ公式サイトでチェック→スマホではじめるキャッシュレス決済 加盟店募集中!
Airペイ(エアペイ)
Airペイ(エアペイ)の決済スタイルは三つ
- クレジットカード決済
- 電子マネー決済
- Apple Pay決済
対応クレジットカード・決済手数料
対応クレジットカード、電子マネーは楽天ペイと同じ。
決済手数料も同じなので上の楽天ペイのところで確認してくだい。
カードリーダー
カードリーダー19.800円 サイズは楽天ペイと同じ。
いまなら実質0円で導入出来るキャンペーン実施中。
申し込み後、審査を通過し、カードリーダーを受け取り審査通過月を含めた6か月以内に6万円以上の決済を行うことが条件。
スマホ・タブレットと無料アプリ、カードリーダーの組み合わせで使用できる。
クレジットカード・電子マネーの決済のやり方は楽天ペイと同じだ。
公式サイトでチェックしてみる↓
Apple Pay
Apple Payの決済はスマホをカードリーダーにかざして行う。
Square(スクエア)
Square(スクエア)はクレジットカード決済のみの対応ですが、とにかく簡単に導入できてカードリーダーもとてもコンパクト。
持ち歩いて出先で使うのには使い勝手はかなりいいです。
対応クレジットカード・決済手数料
主要クレジットカードの6ブランドに対応している。
決済手数料は3.24%
カードリーダー
カードリーダー(4.980円)はスマホに接続して使う小型サイズ。
スマホ・タブレットで無料の専用アプリを起動してイヤホンジャックにカードリーダーを接続する。
カードリーダー無料キャンペーン
キャンペーン対象期間内にSquareに新規アカウント登録し、Square公式オンラインショップからICカード対応Square Readerを購入して、対象期間の最終日から7日以内に審査に通過しSquareのサービス利用を開始し、購入先に応じた適正なキャッシュバック申請を完了することが条件。
タイムズペイ
対応クレジットカード・決済手数料
対応ブランド
- VISA
- Mastercard®
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
決済手数料
VISA Mastercard
3.24%
その他
3.27%〜
クレジットカードにのみ対応で電子マネーには対応していません。
専用タブレット・カードリーダー・モバイルプリンタの3つがセット
カードリーダー
タブレット
モバイルプリンタ
新規で導入する場合はカードリーダー・タブレット・モバイルプリンタの3点の機器が1年間無料レンタル出来るので、決済手数料のみで使用出来る。
二つのキャンペーンを実施中です。
★クレジット決済を新規で導入されるお客様向けのプラン
2018年2月28日申し込み分まで
通信費無料。振込手数料無料。カードリーダー・タブレット・モバイルプリンタの3点の機器の無償レンタル期間は1年間となります。
★他社のサービスを導入していて、乗り換えを考えているお客様向けプラン
2018年4月30日までのキャンペーン、タブレット端末のレンタル料は0円です。
カードリーダーとモバイルプリンタに25,000円(税別)かかりますが、同額25,000円分をお試しタイムズチケット(有効期限3カ月)にて還元いたします。
カードリーダー・タブレット・モバイルプリンタがセットで用意されていて機械オンチでも簡単に操作できるうえ、サポートが充実しています。
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それぞれのメリット・デメリット
各社の特徴的なメリット・デメリットを書き出してみます。
楽天ペイ
メリット
電子マネーの決済が出来る
今のところ「楽天Edy」「Android Pay」に対応するのは、楽天ペイだけです
デメリット
楽天銀行以外は売上金の振り込み手数料がかかる
楽天銀行に口座を持っているならいいのですが、別の銀行だと毎回、振り込み手数料が210円かかります。
役務サービスに対応していない
どういうことかと言うと、塾・英会話教室・エステ店・整体院・マッサージ店など、回数券やチケット、コース料金、パック料金などで発生する先払い(まとめ払い)の決済には対応していません。
毎回利用するたびに決済をしなくてはいけません。
Airペイ
メリット
電子マネーの決済が出来る
ICOCA・Suicaなどの交通系電子マネー(手数料:3.24%)や、Appleペイ・iDなどの電子マネー(手数料:3.74%)などに対応しています。
デメリット
スマホはiPhone、タブレットはiPadのみ対応
アンドロイドその他のスマホ・タブレットには対応していません。
Square(スクエア)
メリット
とにかく導入のハードルが低い。
各社ともカードリーダーのキャッシュバックキャンペーンをやっているが、一旦購入しなければいけない。
売り上げの状況によってはキャッシュバックキャンペーンの条件を満たせないこともあるでしょう。
スクエアのカードリーダーは4,980円なのでリスクは非常に低いです。
オンライン決済に対応
メールで請求書を送信し、そのメールからオンライン決済できる『インボイス機能』と呼ばれるもので、標準で装備されています。
請求書メールを受け取ったお客さんはその請求書画面から自分のカード番号を入力し、決済を完了させることができる。
役務サービスにも対応している
どういうことかと言うと、塾・英会話教室・エステ店・整体院・マッサージ店など、回数券やチケット、コース料金、パック料金などで発生する先払い(まとめ払い)の決済にも対応しているのです。
デメリット
対応はクレジットカードのみで電子マネーには対応出来ない。
タイムズペイ
メリット
紙のレシート発行に対応
専用タブレット・カードリーダー・モバイルプリンタの3つがセットで用意されている。
タイムズチケット(駐車サービス券)
クレジット決済サービスだけではなく、タイムズのパーキングを利用して来店するお客さんに『タイムズチケット(駐車サービス券)』を渡すことができるサービスも用意されている。
デメリット
自分のスマホ・タブレットは使えない
タイムズペイで用意しているタブレットを使わないといけないようになっています。
他社から乗り換えの場合カードリーダー&モバイルプリンタの購入が必要
他社から乗り換えの場合はカードリーダー・モバイルプリンタは2万5千円で購入が必要だが、2万5千円分のお試しタイムズチケット(有効期限3カ月)にて還元してくれる。
まとめ
2020年の東京オリンピックでは外国人のお客さんが当然増えるわけで、カードで支払うのが当たり前の外国人のお客さんに備えてクレジットカード決済を導入しておきたいですね。
ざっと見た感じではSquare(スクエア)が一番簡単に導入できそうです。
紙のレシートも標準で出したければタイムズペイということになりますかね。
電子マネー対応が必要なら楽天ペイかAirペイがいいですね。
各社キャンペーンをやっているので実質導入コストはゼロ円ですが、条件を満たさないとゼロ円にはならないので、その点はチェックしてから申し込んでください。
以上「スマホやタブレットで出来るクレジット決済サービスなら導入のハードルは低い」という記事でした。
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