(バイク編)初心者のためのETC使い方入門
バイク乗りの人はみんな料金所でのわずらわしさを痛感していると思います。バイクならではの「ETCを付けて料金所を通過する快適さ」、これを実感出来るはずです。
今回はバイクに乗る方を対象に、これからETCを導入したい、安全な使い方を知りたい、かかる費用を知りたい、などバイクでETCを初めて使う際の基本的な事を解説します。
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バイクこそETCを付けるべき
バイク(サイドカー付きも含む)の高速代は軽自動車の料金が適用されます。
ETCを付けて走行する軽自動車、普通車、大型車に比べてETCをつけていないバイクの高速料金は高くなってしまうのをご存知でしょうか。
例えば、「八王子 – 韮崎間」
ETC装着の普通車→1,900円(ETC深夜割引が適用)
に対して
ETCなしの二輪車→2,200円
普通車よりも高くなってしまいます。
ETCなしのバイク走行はかなり損をすることになりますね。
さらに言うと、料金所で足を付けて完全に停止して料金を払う煩わしさから解放される点もバイクならではのETCの利点だと思います。
基本的な使い方
ETCカードとセットアップされたバイク専用車載機が必要です。
正しいバイク専用車載機のETCカードのセットの仕方
ETCカードの表裏、前後を確認してからセットしてください。
正しくセットしていないと開閉バーが開かないこともあります。
ETCカードの有効期限も確認してください。
使用出来るのはETC専用レーンかETC・一般混在レーンです。
急な割り込みや並走などは危険です。
通信エラーを起こすこともあるので一台づつ通過しましょう。
ETCレーンでは車間距離をあけて時速20km以下で走行してください。
開閉バーが必ず開くとは限らないので注意をしてください。
ETCレーン右側の路側帯表示を見てバーが開くの確認してから通過してください。
もしも開閉バーが開かなかったら、車の場合はハザードを点けてゲート右側の係員呼び出しボタンを押しますが、バイクの場合はそのまますり抜けて通りすぎます。
その場で停車していると追突されてしまう危険があるためです。
入り口でバーをすり抜けたときは、出るときに一般レーンかETC・一般混在レーンを通り係員にそのむねを伝えましょう。
出口でバーをすり抜けた後は、通過後安全な場所でバイクを停めて道路業者に連絡しましょう。
停車中の先行車の追い越しは絶対禁止です。
通信エラーや事故を起こさないためにもこれらの事は絶対に守ってください。
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必要なもの
ETCカード
特別な※ETCコーポレートカードというもの以外はバイク、車、関係なくすべての車両で同じETCカードが使えます。
作り方
クレジットカードを作りさえすればそれに付帯するETCカードを作ることが出来ます。
クレジットカードはカードごとにポイントが貯めやすかったり、そのカード独自の特典があったりします。
最近は親カード、ETCカードともに年会費、作成費が無料の場合もあるのでコストゼロで作れる場合もあります。
主婦の方・学生さんでも作りやすくなっていますので、クレジットカードが初めての方も気軽にトライしてみてください。
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特別な例ではNEXCOの道路会社が発行する※ETCコーポレートカードや協同組合が発行する法人ETCカードはクレジットカード作成不要で作ることが出来ます。
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※ETCコーポレートカード
使用する車両を特定して登録するので、その車両以外では使えません。
ETC車載機
バイクの場合はバイク専用のETC車載機を使用します。
ETC車載機はカー用品店でもネットショップでも購入することは出来ますが、そのままでは使えずセットアップが必要になります。
これはその車両の情報を車載機にセットしなくてはならないからです。
カー用品店、カーディーラーなどセットアップを取り扱っているところでやってもらう必要があります。
一度セットアップした車載機を取り外して別の車に付け替える場合は再度セットアップが必要です。
中古の車載機を買った場合も必ずセットアップは行ってください。
かかる費用
バイク用車載機本体は20,000円程度から。
車用に比べると値段は高いです。
取り付け工賃は7,000~10,000円程度、セットアップ料金が2,500~3,000円。
取り付けは自分でも出来ないことはありませんが、セットアップは専門の業者でないと出来ません。
Q&A
車とバイク、同じETCカードが使えるの?
車種に関係なく同じ一枚のETCカードが使えます。
特別に車とバイクの支払いを別々にしたい場合などは別のETCカードにする事も出来ますね。
ただ一枚のクレジットカードからは基本一枚のETCカードしか作れないので、楽天カードのETCカードを持っていたら、新しくイオンカードを作って、そこからETCカードを作るなどして複数のETCカードを作る必要があります。
車用の車載機をバイクに転用出来る?
バイクのETC車載機は雨・風にさらされても大丈夫なように頑丈に出来ていて取り付けもしっかり取り付けていないと事故につながります。
車用の車載機ではバイクには使えませんし、違反行為となりますので絶対にしないでください。
逆にバイク用の車載機も車に付けられるようにはなっていないので、こちらも出来ません。
車載機の取り付け、自分で出来る?
車の場合、自分で車載機を取り付ける人がいますが、バイクの場合はおすすめできません。
しっかりと取り付けていないと事故につながるからです。
専門店で取り付けてもらってください。
車載機のセットアップは車、バイクに限らず自分では出来ません。
専門店でセットアップしてもらってください。
バイクでもETC割引は受けられる?
もちろん使えます。
ETCカードを作るだけで「休日割引「深夜割引」が受けられます。
さらにETCマイレージサービスに登録すると「平日朝夕割引」も受けられます。
ETCマイレージサービスに登録することでマイレージポイントを貯める事が出来、そのポイントで料金を支払う事も出来るんです。
バイクは軽自動車と同じ料金ですがETCを使わないバイクとETCを使った普通車ではETCを使わないバイクの方が料金は高くなってしまいます。
詳しくは後述の「ETC割引」でご覧ください。
ETC割引き
車(4輪)同様にバイクでもETCカードをセットして自動で支払いをした場合ETC割引きが適用されます。
現金で支払いをする場合と比べるとETC割引きはかなりメリットがあります。
詳しくは↓
ETCマイレージ
ETCマイレージサービスに登録をすると、ETC独自のマイレージポイントをためることが出来、道路料金の支払いにあてることが出来ます。
とくに平日朝夕割引は最大で50%offになるポイントがつきますがETCマイレージサービスに登録していなければ適用されません。
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まとめ
ETC走行する車(四輪)とETCなしで走行するバイク(普通自動二輪、大型自動二輪)とではバイクの方が高速料金が高くなってしまいます。
料金所で現金での支払いを考えるとバイクの方がより煩わしいと思います。
バイクのETCを導入すれば快適に料金所を通過出来ます。
車載機・取り付け・セットアップ、これらを合わせると最低でも3万円近くかかってしまいますが、ETC割引をうまく利用すれば最初の何回かのツーリングで元がとれてしまいますし、その後は高速代の節約になりますね。
車に比べると車載機費用が割高なのですが、バイクこそETCを取り付けるべきだとは思いませんか?
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以上「((バイク編)初心者のためのETC使い方入門」という記事でした。
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