ETCカードを選ぶなら還元率が高くてポイントがたまりやすいものがお得です
ETCカードなんてどれでも同じだと思っていませんか?
たしかに道路料金が安くなるETC割引などはどのETCカードでも基本的には同じです。
しかしETCカードを普通に作るにはクレジットカードをまず作りますよね。
クレジットカードは使うたびにポイントが貯まりますがカードによってポイントの付き方は違います。
ETCカードを使ってもポイントは貯まります。
だったらポイントの貯まりやすいクレジットカードから作った方がお得だと思いませんか?
それには還元率の高いクレジットカードを選ばないといけないんです。
今回の記事ではETCカードを使ってもポイントが貯まりやすい還元率のよいお得なクレジットカードを紹介していきます。
還元率とはなに?
まずはポイントを貯めるのに重要な還元率について見ていきましょう。
還元率とは使った金額に対してどのくらいの金額に相当するポイントがもらえるかどうかです。
還元率1%だと100円使ったら1円相当のポイントがもらえるという事です。
ややこしいのは還元率という説明の仕方をしていないカード会社があって、例えばこんな書き方をしています。
1000円の利用で1ポイントが付きます。
1ポイントは5円に相当します。
1000円で5円という事は1000×0.005=5
100円だと0.5円になりますね。還元率は0.5%です。
考え方として100円使ったときに何円分のポイントが獲得出来るのかいう事。
還元率0.5%だと100円使って0.5円分のポイントが獲得出来ます。
全部のカード会社が統一して還元率で表してくれればわかりやすいんですが、現状そうなっていません。
使う場所やキャンペーンによってポイントの付き方が変わる
さらに使う場所やキャンペーンによってポイントの付き方が変わってきます。
提携店でカードを使うとポイント2倍、さらにキャンペーン中はポイント4倍なんて、よく耳にしますよね。
さらに1ポイントの価値はポイントを使う場所で変わってくる場合もあります。
Pontaポイント、通常は1円相当ですがローソンのLoppiで使うと3円相当になったりします。
便宜上、提携店ではないところで買い物に使った場合を基本還元率と呼びましょう。
つまりどこでカードを使おうと最低でもこの還元率だというものを基本還元率として比較するのです。
最近のクレジットカードの基本還元率は下がり気味で還元率0.5%のものが多いです。
ETCカードでポイント獲得
ほとんどのクレジットカードは付帯するETCカードの利用分にもポイントは付きます。
ですが、カードによっては基本還元率は1.0%なのにETCカードの利用分は0.5%に下がるものもあります。
ETCカードの利用が多い人にとってはポイントのたまり具合にかなり影響しますね。
高速道路の利用が多い人はETCカードの利用分の還元率でクレジットカードを選んだほうがお得になります。
提携する場所で使えば高還元率になる
提携店で使うと獲得ポイントが多くなると言いました。
- 楽天カード
楽天市場で使うと通常の2〜4倍、さらにキャンペーン中なら多いときでは10倍くらいになったりします。 - セゾンカード
西武系の店舗だとお得。 - エポスカード
丸井系の店舗だとお得。 - 石油元売り業者と提携しているカード(エネオスカードなど)
提携しているガソリンスタンドだとお得。
などなど、それぞれのカード会社の提携店で使って欲しいのでポイントをたくさんくれるわけです。
高還元率のクレジットカードおすすめは?
ひとことで高還元率のクレジットカードと言っても、使う場所、使い方によって違いますので、人それぞれのショッピングをするエリアによってお得なカードは変わってくるでしょう。
ここでは年会費無料で維持コストが少なく、基本還元率が高いカードを紹介します。
楽天カード
楽天カードのいいところは、誰でも簡単に作れるという事。
主婦・学生でもまずOKでしょう。
さらに年会費無料。
「とりあえず作っておけ」というノリで持つ事が出来ます。
放ったらかしでもコストゼロなのでなんの問題もありません。
でも総合的に見ると一番ポイントを貯めやすいいカードでもあります。
スーパー・コンビニなどの普段使いに適していると思いますよ。
基本還元率1.0%
もちろん楽天市場で積極的に使って高還元率でポイントを貯める事も出きますね。
傷害保険が充実
年会費無料のカジュアルなクレジットカードにしては海外旅行傷害保険がちゃんとしてます。
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
この保険が利用付帯で付いています。
利用付帯とは
- 自宅から出発空港までの交通費
- 海外旅行代金(航空機代その他)
これらをカードで支払った場合です。
年会費無料でこれだけの保険がついてくるのは貴重だと思います。
みんなが思う楽天カードの欠点
そんな楽天カードなんですが、多くの人が指摘する欠点があります。
ETCカード年会費540円
ETCカード年会費が無料のカードが多いなか楽天カードは毎年ETCカード年会費がかかってしまいます。
しかし普段から使うカードにするのであればETCカード年会費を無料にする裏技はあるんです。
↓こちらの記事を参考にしてください。
ETCカード利用でもポイントを貯めたいなら楽天カードは簡単に作れていいと思います。
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クレジットカードにステイタスを求める人からすると楽天カードは庶民的すぎるクレジットカードだと言えます。
逆に言うとカッコつけてない感がハンパないと思いますよ。
スーパーやコンビニの支払いで楽天カードを出してもまったく嫌味がありません。
カジュアルにクレジットカードを使いこなしている感が出ていいと思いますがいかがでしょう。
シェルPontaクレジットカード
シェルPontaクレジットカードはシェル昭和石油がカード会社と提携して出しているカードで、昭和シェル系列のスタンドで使うとガソリン代が安くなります。
さらにこのカードにはPonta加盟店で使えるPontaカードの機能も持っています。
基本還元率1.0%
Ponta提携店だと還元率2.0%
さらに獲得したポイントをローソンでLoppiお試し引換券を活用すれば1ポイントが最大で3円になる。
車を使う人におすすめ
初年度年会費無料
最初の1年は無条件で無料です。
次の年からは1年のうち一回でも昭和シェル石油サービスステーションで使うと年会費無料になります。
つまり少しでも車を使う人からすると永年無料みたいなもんですね。
昭和シェル石油サービスステーションで使うと1リッターにつき2ポイント獲得出来ます。
ETCカードは3枚まで作れる。
海外旅行傷害保険
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 100万円 |
疾病治療 | 100万円 |
救援者費用 | 100万円 |
賠償費用 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1旅行20万/年100万円 (自己負担3,000円) |
旅行代金をカードで支払う事が条件の利用付帯の保険です。
シェルPontaクレジットカードの欠点
2年目からは一回も昭和シェル石油サービスステーションでの使用がなければ年会費1,250円(税別)がかかってしまいます。
ETCカード新規発行手数料1枚につき1,000円(税別)
(最初にETCカードを発行するときだけ新規発行手数料がかかります。)
車を使わない人にはそれほどお得とは言えないカードかもしれません。
でも提携店なら還元率は高いですね。
私も使っていますがローソンの買い物ではいつもこのカード。
還元率2.0%でどんどんポイントが貯まります。
新規作成&昭和シェル石油サービスステーションでのカード利用で3.000ポイントがもれなく貰えるキャンペーン中
(3.000ポイント→基本は3.000円相当ですがローソンでLoppiお試し引換券を活用すれば9.000円相当)
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まとめ
ETCカードの機能自体はどのカードでも違いはありません。
でも親カードであるクレジットカードのポイント還元率でお得かどうかが決まります。
どうせならポイントが貯まりやすいカードにした方がいいですよね。
維持コストである年会費や発行手数料とポイント還元率をチェックしてからカードを作ってください。
基本還元率が0.5%でETCカードの利用分にはポイントが付かないようなカード、わたしだったら絶対選びません。
以上「ETCカードを選ぶなら還元率が高くてポイントがたまりやすいものがお得です」という記事でした。
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