ETCコーポレートカードとは【2020年版】徹底解説

2020年6月14日

ETCコーポレートカードとは
●クレジットカード作成なしで作れるETCカード
●普通のETCカードよりも割引率が高い
●事業で従業員に渡して使わせる事が出来る
●首都高・阪神高速でETC割引が出来るのはETCコーポレートカードだけ

業務で頻繁に高速道路、有料道路を使う会社では、経費削減のためにETCコーポレートカードを導入するケースが増えています。

通常のETCカードと比較するとETCコーポレートカードによる割引きはかなり大きいです。

さらに首都高・阪神高速でのETC割引を受けられるのはこのカードだけです。

条件によって色々な割引きがあるんですが、かなりわかりにくいので細かい説明が必要です。

「ETCコーポレートカードとは」という初歩的な解説から「多頻度割引」のような専門的な解説、または個人の通勤での利用など、順を追って説明していきます。

必要な項目だけ見たい方は目次からどうぞ。

ETCコーポレートカードとは

ETCコーポレートカードとは
●東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)
●中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)
●西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)
この3社が発行しているクレジットカードなしで作れるETC専用カードです。

ETCコーポレートカードは、プラスチック製のカードの表面にICの外部端子を付けた「外部端子付きICカード」
長年使用することで生ずる変形や摩耗のために交換時期は4年ごと。カードの製造者(カードベンダー)は一般のクレジットカード・ETCカードを製造しているところと同じ。
生産ラインも変わらないため製品の信頼性はETCコーポレートカード、一般のクレジットカード・ETCカード、ともに変わらない。

普通のETCカードとの違い

ETCコーポレートカードと普通のETCカードの違いを大きく分けると

普通のETCカード ETCコーポレートカード
まずクレジットカードを作り、その追加カードとしてETCカードを作る クレジットカードの作成なしでETCカードのみが作れる
個人のプライベートな使い道が主 事業用の車に使われる事が主
ETCカードを利用する事での割引がある 普通のETCカードの比べて割引率が高い
自分の車・他人の車・レンタカーなど、どんな車両でも使える 登録した特定の車両でしか使えない

こういう事になります。

クレジット審査はなし

普通のETCカードはクレジットカードを作らないと発行できませんが、ETCコーポレートカードはクレジットカードの作成なしで、ETCコーポレートカードのみを作る事が出来ます。

クレジットカードの作成なしという事はクレジット審査はなしという事です。

主に事業用の車で使われる

車を業務で使うプロのためのETCカード。

一般の人が使う事はほぼありません。

主に運送業・旅客業の会社で使われています。

ETCコーポレートカードならではの大きな割引きが受けられる

高速道路を使う事が多い使用者(たとえば法人・個人事業主など)が使うと大きな割引が受けられます。

逆に利用額が少ない場合は作る価値はありません。

利用額が少ない場合は作るメリットはないのですが、目安として一ヶ月の利用額が約9,200円以上あればETCコーポレートカードにした方がいいようです。

高速道路を毎日業務で使う長距離トラックの運送会社などは毎月の高速料金がかなり高額になります。
これに対してNEXCO道路会社が大口で使ってくれるこのような会社に対しておこなっているのが「大口・多頻度割引」というものです。

「大口・多頻度割引」は1ヶ月の利用金額に対して割引されるもので、その割引率は1ヶ月の利用金額に応じて変化します。

ETCコーポレートカードは通常のETC割引が適用された後でも条件が合えば「大口・多頻度割引」が受けられます。

ETCコーポレートカードを使っていれば通常のETC割引も受けられて、なおかつ「大口・多頻度割引」も受けられるわけです。

通常のETC割引プラスETCコーポレートカードの割引が受けられるわけだ〜。

高速道路を毎日業務で使う会社にとっては経費削減のマストアイテムなんですよ。

(割引についてはこの後の項目で詳しくやります。)

登録した特定の車両でしか使用出来ない

普通のETCカードはどんな車でも使えます。

小型・普通・大型など関係なく使える。

自分の車、他人の車、レンタカーなども関係ない。

一方ETCコーポレートカードは作成するときに使用する車両を登録します。

そしてその車両以外では使えません。ETCカードとしては使えますがETCコーポレートカード特有の割引が適用になりませんので意味がないんです。

(登録車両以外での使用が度重なるとNEXCOから警告が来る事があり、場合によってはカード利用停止になり事もあり)

point

  • クレジットカードの作成なしでETCカードのみが作れる
  • 事業用の車に使われる事が主
  • 普通のETCカードよりも割引率が高い
  • 登録した特定の車両でしか使えない

ETCコーポレートカード利用明細

ETCコーポレートカード利用明細は毎月送られてきます。
カード番号ごと利用明細がわかるようになっているので、どの車両がどのくらい利用したかが明確に把握出来ます。

事業で使う場合、車両とETCカードが紐付いているETCコーポレートカードは管理の面から言っても使い勝手がいいのです。

→利用明細書サンプル

ETCコーポレートカードを首都高・阪神高速で使う

いつでも首都高・阪神高速が割引になるETCカードはETCコーポレートカードだけです。
(イオン首都高カード・イオンTHRU WAYカードなどがあるが割引なるのは日曜日だけ)

さらにNEXCOで直接申し込む場合は首都高・阪神高速の割引はありません。

協同組合経由で申し込んだETCコーポレートカードだけが首都高・阪神高速が割引になるETCカードです。

協同組合経由でETCコーポレートカードを作るには組合に加入する事が条件です。
組合に加入する事が出来るのは法人または個人事業主だけです。

会社員や主婦などのまったくの個人が首都高速を使って通勤したいからとっても協同組合のETCコーポレートカードは作れません。

ETCコーポレートカードの契約ができないケース

ETCコーポレートカード利用約款によると以下の場合はカードの契約が出来ません。

  • 登録車両に車載器が搭載されていない場合。
  • 過去に通行料金等の支払いにトラブルがある場合。
  • 過去に高速国道等のご利用で不適切な行為があった場合。
  • 法人でお申込の場合は、カード割引のみを事業とする等、他の事業の実態が見受けられない場合。
  • 支払いの保証が出来ない場合。

PDFファイルを開きますETCコーポレートカード利用約款(467KB)

ETCコーポレートカードは個人でも作れるか?

ETCコーポレートカードを個人が通勤に使うために作ることは出来るの?

法人でも個人事業主でもない会社員・主婦などまったくの個人で作れるか、というと、これは作れます。
基本的には上で説明した法人・個人事業主と同じ作り方です。

ただ毎月の利用額が3万以上でないと一般のETCカードとくらべて割引率とETCマイレージの関係でお得にはならないので作る意味はありませんし次のふたつの問題もあります。

個人では金融機関の保証などは得られないので高額な保証金を預けるしかない。

保証の問題は協同組合経由で申し込むと解決するが個人では協同組合には加入出来ない。(個人事業主は加入出来る)
首都高・阪神高速の割引目当てでETCコーポレートカードを使いたい場合は協同組合経由が必須条件です。

多頻度割引は個人でも適用になるの?

個人でも適用になります。
めちゃめちゃ高速道路を使う人ならETCコーポレートカードを作る意味はあります。

家庭の事情で新幹線通勤をしている人ってたまにテレビで見ます。
おなじように毎日長距離を高速道路を使って通勤している人もいるでしょう。

当然毎月の高速代は高額になりますのでETCコーポレートカードはおすすめです。

ETCコーポレートカード取扱窓口

その他わからない事は取扱窓口へ連絡して聞いてください。

NEXCO東日本
北海道支社 札幌市厚別区 011-896-5315 NEXCO東日本
東北支社 仙台市青葉区 022-217-1908
関東支社 東京都台東区 03-5828-8406
新潟支社 新潟市西区 025-234-7136
中日本高速道路株式会社
東京支社 港区虎ノ門 03-5776-5679 NEXCO中日本
八王子支社 八王子宇津木町 042-691-1171
名古屋支社 名古屋市中区 052-222-1230
金沢支社 金沢市神野町東 076-240-4954
西日本高速道路株式会社
関西支社 茨木市岩倉町 06-6344-9288 NEXCO西日本
中国支社 広島市安佐南区 082-831-4477
四国支社 高松市朝日町 087-823-4063
九州支社 福岡市中央区 092-762-3205
高速情報協同組合
本社 福岡県北九州市 093-531-1356

 

ETCコーポレートカード発行枚数

NEXCO各道路会社のETCコーポレートカード発行枚数です。

一般の人にはほとんど知られていないETCコーポレートカードですが毎年かなりの枚数が発行されているのがわかります。

会社 平成20年度 21年度 22年度 23年度
発行枚数 金額 発行枚数 金額 発行枚数 金額 発行枚数 金額 発行枚数 金額
NEXCO東日本 97,807 8,215万 75,543 6,385万 76,392 6,497万 97,559 8,297万 347,301 2億9,395万
NEXCO中日本 150,504 1億2,089万 126,204 1億667万 182,935 1億5,366万 115,943 1億93万 575,586 4億8,216万
NEXCO西日本 207,087 1億6,525万 121,182 1億242万 144,885 1億2,246万 128,630 1億1,210万 601,784 5億224万
455,398 3億6,830万 322,929 2億7,295万 404,212 3億4,110万 342,132 2億9,600万 1,524,671 12億7,836万

 

ETCコーポレートカード作り方

ETCコーポレートカード、まずはどうやって作ったらいいのかを見ていきましょう。

●申し込み方法はふたつ

ETCコーポレートカードは東/中/西日本高速道路株式会社NEXCOが発行しています。

なのでひとつは直接、東/中/西日本高速道路株式会社NEXCOに申し込む方法があります。

もうひとつは、事業協同組合という中小企業のための農協のような団体に加入して、そこで申し込む方法もあります。

東/中/西日本高速道路株式会社NEXCO 事業協同組合
申し込み条件 個人又は法人・個人事業主 法人・個人事業主限定
支払い保証 金融機関がが発行した保証書
もしくは保証金の預託が必要
組合が保証
組合に加入するのに出資金が必要

 

NEXCOに直接申し込む

ETCコーポレートカードの申し込みはネットから簡単で出来るものとは違い書類のやりとりを何回かやらなければいけません。

申込書は↓ここからダウンロードしてください。

ETCコーポレートカード利用申込書

詳しい規定は↓こちらで確認

ETCコーポレートカード利用約款(467KB)

 

利用申込書に必要書類を添えて郵送します。

必要書類

法人が作る場合 個人事業主が作る場合
法人登記簿
印鑑証明
保証人の印鑑証明(保証書による支払い保証を場合)
車検証
印鑑証明
保証人の印鑑証明(保証書による支払い保証を場合)
車検証

支払い保証

支払い保証として次の二つのうちどちらかが必要です。
  • 金融機関が発行した保証書
  • 保証金の預託

金融機関が発行する保証書とは、連帯保証人として、銀行、農林中央金庫、商工組合中央金庫、信用金庫、信用協同組合、又は農業協同組合が発行する保証書のことです。

銀行や信用金庫に連帯保証人になってもらえという事ですね。普通の個人では難しいでしょう。

長年、会社経営をしていて付き合いのある銀行でもないかぎり金融機関が発行した保証書を手に入れるのは無理そうです。

保証金の預託は文字通り現金を預けて担保とすることです。

NEXCOのガイダンスによると

  • 後納料の支払見込月額の4倍に相当する額以上の額(1万円未満の端数は、切り上げるものとします)
  • 上記の金額が10万円を下回る場合、保証額は10万円とします。

となっていて月の利用料の4倍の金額、それも最低で10万円となってますね。

保証金なのでカード解約時は戻ってくるお金ですが・・・

それでもかなり高額ですね。

初期費用

保証金 支払見込月額の4倍に相当する額(カード解約時に返金されます。)
カード紛失手数料 1枚あたり617円(再発行時)
年会費 1枚あたり617円

詳しくは → ETCコーポレートカード利用案内書 平成31年4月版

協同組合経由で申し込む

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ETCコーポレートカードを扱っている事業協同組合は結構あります。

事業協同組合は中小企業のための農協のようなものなので、組合に加入できるのは法人・個人事業主限定です。

なので個人(主婦・サラリーマンなど)でETCコーポレートカードを申し込むことは出来ません。

法人・個人事業主が出資金1万円を払って組合員になれば組合が支払い保証をしてくれてETCコーポレートカードを作ることが出来ます。

組合退会時には出資金は戻ってきます。

最安の初期費用で作れるのはテイ・ネット物流事業協同組合です。

出資金 一口10,000円(出資金は退会時に返金されます。)
年間事務手数料 1枚あたり617円/年

合計10,000円プラス(617円 x 必要枚数)です。

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ETCコーポレートカードの割引き

ETCコーポレートカードを使うことで受けられる割引きは3つ

  • 平日朝夕割引き(ETCマイレージサービスで受けられる還元型の割引きとは別のものです)
  • 大口多頻度割引き
  • 首都高・阪神高速割引き

平日朝夕割引き

ETCコーポレートカードが時間帯で受けられる割引きです。

時間帯と対象になる道路が決まっています。

朝と夕方、それぞれ一回だけが対象で通勤割引みたいな感じです。

つまり一日に何度か平日朝夕割引きの対象になる走行があったとしても割引きになるのは一日では最高二回という事ですね。

時間帯

平日の朝:6時~9時 夕:17時~20時
※平日とは、月曜日から金曜日までを指します。(祝日を除く)

入口料金所または出口料金所を6時~9時の間または17時~20時の間に通過してください。

 

6:30に入って8:30に出る。これは6時~9時の間なので当然OK。

4:30に入って7:30に出る。これも指定時間内に出口料金所を通過しているのでOK。

同様に7:30に入って10:30に出る。指定時間内に入口料金所を通過しているのでOK。

指定時間内に入り口か出口、どっちかを通過していればいいんですよ。

割引対象道路

NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方部の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路

ということなんですが、ちょっとわかりにくいですね。

NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する道路で以下の道路以外ならOKなんです。
東京近郊

東関東道(湾岸市川~成田)

新空港道

東京外環道

東名高速(東京~厚木)

中央道(高井戸~八王子)

京葉道路

第三京浜道路

横浜新道

横浜横須賀道路

圏央道(茅ヶ崎JCT~桶川北本、白岡菖蒲~久喜白岡JCT)

新湘南バイパス(茅ヶ崎海岸~藤沢(※)

※茅ヶ崎海岸ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合にのみ、平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)が適用となります。

 

大阪近郊

名神高速(大津~西 宮)中国道(中国吹田~西宮北)

近畿道(吹田~松原)

阪和道(松原~岸和田和泉)

西名阪道(天理~松原)

京滋バイパス(瀬田東~久御山淀)

第二京阪道路(巨椋池~門真JCT)

 

結構多かったですが以上の東京近郊、大阪近郊の道路では割引きになりません。

それ以外のNEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方部の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路で割引きになります。

利用回数による割引き

平日朝夕割引きは一ヶ月の利用回数によって割引き率が決まります。

1回~4回まで 0% 割引きなし
5回~9回まで 通行料金のうち最大100km相当分を約30%分割引
10回以上 通行料金のうち最大100km相当分を約50%分割引

月4回では割引きはゼロ、

5回になると1回から5回までの分、全部が割引き対象になる。

10回になるとそこまでの1回から10回までの分、全部が割引き対象になる。

実際の例

長岡IC~新潟西ICを対象時間帯に普通車で朝・夕1回ずつ往復で利用します。
1ヶ月のうち5日間の利用だと往復なので計10回利用。
長岡IC~新潟西ICの通常料金(普通車)1,570円

割引前は15,700円
利用回数が10回のため、割引率50%が適用されます。

1,570円の50%引き=785円
四捨五入をして790円

 

1ヶ月分の割引後料金は

790円×10回=7,900円(割引前15,700円)

 

この50%の割引は大きいですよね。

時間帯が合えば経費削減のためにETCコーポレートカードの朝夕割引は使わないと損というレベルです。

大口多頻度割引

利用頻度の高い事業者に有利な割引きです。

もちろん個人でも利用頻度が高ければお得な割引です。

大口多頻度割引の種類は二つあります。

車両単位割引

車一台の一ヶ月の利用料に対して割引きされる。

5,000円を超え、10,000円までの部分 割引率:10%(※20%)
10,000円を超え、30,000円までの部分 割引率:20%(※30%)
30,000円を超える部分 割引率:30%(※40%)

※ETC2.0搭載車両に限り適用される割引率です。(平成30年3月末まで)

契約単位割引

契約者の1ヶ月の高速道路の利用額合計が500万円を超え、かつ、契約者の自動車1台あたりの1ヶ月平均の利用額が3万円を超える場合、割引率:10%

これは契約者がある程度大きな会社で何十台もある車を登録している場合ですね。

1ヶ月の高速道路の利用額合計が500万円超え

車1台あたりの1ヶ月平均の利用額が3万円超え

つまり会社単位での利用額合計が月500万を超えていて、かつ所有している車1台あたりが平均で3万以上使っている。

この条件を満たしていると10%の割引きになる。

 

これは車両単位割引とは別なので条件をみたしていれば両方の割引が受けられるというわけです。

ある程度の規模の会社にとってはかなりの経費削減になりますね。

 

個人事業主や所有する車両が少ない会社では関係なさそうです。

平日朝夕割引と大口・多頻度割引の関係

平日朝夕割引は最大100km相当分までです。

100kmを超えた部分はどうなるんでしょう?

全部で276.8km走行すると

100kmを超えた分は平日朝夕割引きの対象にならなくて大口・多頻度割引きの対象として計算されるということです。

画像引用元:https://www.driveplaza.com/

 

上の例だと全部で276.8kmで通常料金10,100円。

100kmまでは約3640円、残りの176.8km分が6460円。

 

朝夕割引としては10回以上使っているする。(50%割引)

平日朝夕割引きの対象は100kmまでなので、100km分の3640円が50%割引で1820円になる。

 

残りの176.8km分6460円はETCコーポレートカード大口多頻度割引きの方の対象になる。

車一台の一ヶ月の利用料が30,000円を超えているとするとこの部分の割引は30%。

残りの176.8km分6460円が30%割引で4522円(四捨五入で4520円)になる。

 

平日朝夕割引き後1820円+大口多頻度割引き後4520円

合計6340円

(通常料金10,100円)

こういう計算になります。

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首都高・阪神高速の割引き

首都高・阪神高速でのETC割引きはETCコーポレートカードだけ。

ETCマイレージのポイントも首都高・阪神高速には付きません。

阪神高速8号京都線はポイントが付きます。

割引きは次の二種類

車両単位割引

車一台の一ヶ月の利用料に対して割引きされる。

月毎の道路使用料金 割引率
5,000円超~10,000円まで 10%
10,000円超~30,000円まで 15%
30,000円超~ 20%

契約単位割引

契約者の1か月の首都高のご利用金額が100万円超え、かつ自動車1台当たりの首都高月間平均利用額が5,000円超えた場合、割引率:10%

大口多頻度のときと同じく、ある程度規模の大きい会社向けですね。

ETCコーポレートカード割引計算

結構割引計算は複雑で面倒くさいですよね。

わかりやすいようにETCコーポレートカード 大口・多頻度割引早見表を作ってありますのでご覧ください。

→ETCコーポレートカード 大口・多頻度割引早見表

 

ETCコーポレートカード 割引対象道路

ETCコーポレートカードはどんな道路でも割引なるわけではなく割引対象道路が決まっています。

ETCコーポレートカードの割引が受けられる道路をチェックしておきましょう。

ETCコーポレートカードのデメリット

ネットで言われているETCコーポレートカードのデメリットを考察してみます。

NEXCOの3社か、協同組合でしか作れない。

普通のクレジットカードをWEBから申し込んで作るETCカードに比べたら、用意する書類もあって、結構面倒くさいと思います。

しかし誰でもが使うカードではなく仕事用のETCカードなので、そのへんはしょうがないんじゃないでしょうか。

協同組合だとWEBからフォームで申し込むと申し込み書類が郵送されてきます。

ある程度の利用金額がないと割引は受けられない

例)月の利用額が3万円以上:テイ・ネット物流事業協同組合

たしかにそうなんですが、仕事用に作るETCカードなので、それなりに利用金額のある人だけが作ると思うのでデメリットとは言えないかもしれません。

使える車両が限定される

これは、その会社の車両の使い方によりますね。

車両が限定されるため、管理する側からするとそれぞれの車両のことを把握出来ていいのですが、複数の車を同じETCカードで使いたいケースもあるかもしれません。

そのため通常の法人ETCカードとETCコーポレートカードの両方を持って仕事の状況によって使い分けている会社もあります。

それほど利用頻度はなく使用する車両もさまざま ETCマイレージ付きの法人ETCカード
利用頻度は高く車両も決まっている ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードを登録車両以外の違う車で使うとどうなる

ETCコーポレートカードを登録した車以外で使ったらどうなるの?

これは問題あります。
ETCコーポレートカードを登録した車以外の車に挿してETCゲートを通過するのは普通に出来ます。

ただしそのとき「車両不一致」という事が検知されETCコーポレートカードの割引が適用されなくなります。
利用明細でわかります。

数回、そういう事があっただけでは問題ありませんが何度も続くとNEXCOから警告が来て、それでも続けていると利用停止になる事もあります。

ETCコーポレートカードにはETCマイレージは付かない

ETCカードには利用額に応じてETCマイレージがついて走行料金に還元出来ます。

還元するというのは利用料支払いのときにETCマイレージポイントを使って支払う事が出来るという事です。

どれくらい貯まるの?

基本ポイントは10円につき1ポイントで、1ポイントの還元額は最高で1円。
クレジットカードのポイントと比べると超高額ですよ、還元率10%ですから。

残念ながらETCコーポレートカードにはこのETCマイレージは付きません。
だから毎月の利用額が3万以上でないと一般のETCカードとくらべて割引率とETCマイレージの関係でお得にはならないのです。

つまり毎月の利用額が3万円以下の人は普通のETCカードでETCマイレージを利用すればETCコーポレートカードを使う必要はにないという事なのです。

ETCコーポレートカード不正使用で受けるペナルティ

さきほど説明したETCコーポレートカードの車両不一致は回数が少なければ特別なペナルティはありません。
ETCコーポレートカードの「大口・多頻度割引」が適用にならないということだけです。

しかしETCコーポレートカード利用約款に規定する割引停止措置等の対象要件に引っかかってしまうと大変な事に。

ETCコーポレートカード利用約款に規定する割引停止措置等の対象要件に該当する場合、契約者のカードの全部又は一部について、割引の停止、利用の停止及び契約者資格の取消しの割引停止措置等をとらせていただきますので、ご注意ください。

具体的な措置は段階的に次のようになっています。

●割引の停止
●利用停止
●契約者資格の取り消し

ETCレーンでの速度超過

ETCレーンでは一定の速度(20km/h)以下で通過しなければいけませんが、危険なスピードのまま通過してしまう人がいます。

一般のETCカード使用と違いETCコーポレートカード使用の場合は車両が登録されているので特例されてしまいます。
そのためETCレーンでの速度超過に対して道路会社から警告が来る事があります。

ETC コーポレート カード 口コミ

実際にETCコーポレートカードを導入されている方の口コミはこちらでご覧ください。

ETCコーポレートカードまとめ

平日朝夕割引き

時間帯で受けられるが適用されるのは一日二回だけ。

一ヶ月の利用回数が5回以上でないと受けられない。

 

大口多頻度割引き

その名のとおり多く利用すればするほど割引きになる。

 

首都高・阪神高速の割引き

首都高・阪神高速でのETC割引きは協同組合経由で申し込むETCコーポレートカードだけです。

 

ある程度の規模の会社で利用頻度が高い場合は特にETCコーポレートカード導入が経費削減に効果を発揮するようです。

 

車両150台の会社の例
・導入前の高速料金月額:8,500,000円
・導入後の高速料金月額:7,500,000円

 

もちろん個人事業主でも利用頻度が高ければが経費削減に効果的だと思います。

ETCコーポレートカード、上手に使えば普通のETCカードより断然お得です。

高速道路料金の経費、見直してみませんか。

 

↓ETCコーポレートカードの申し込み・資料請求はこちらから


以上「 ETCコーポレートカードとは【2020年版】徹底解説」という記事でした。
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